第34回リバベン 2010/5/28-30

Posted on 5月 30, 2010 in ボート, ワンダリング記録

 

期間   2010年5月28日~5月30日
地域   水上
メンバー   L大門 SL宮澤 渡部 春田OB 横塚 佐藤知

 


 

 5月28日
 練習

 

リバベンは、本番の前日から入り、出来るだけ前日の公式練習に参加してから本番に臨みたい。という願いがかなった。監督と辻さん、そして春田さんは寝酒をするということだったが、今日は朝練もあり疲れがたまっていたので、早々に眠ることにした。

朝は7時起床。朝ご飯を食べて、車にキャリアーを設置、そして代表者会議・着替えを済ませ、早速水明荘のスタート地点に移動した。今日の水量は3.75m前後。かなりのハイウォーター。過去の公式練習でも、フリップが多発、我らがBIG BEARSもフリップし、恐怖を味わった水量だ。そして、1本目はグモテックス(通称グモ)で下るのだ。このグモテックス、何を隠そう一昨日の水曜日に届いたばかりのものである。木曜の朝練で1回使ったのみ。乗り心地も、操船も、何もかもが慣れていない中、水上峡を下らなければならないのだ。皆の顔に不安の色が窺えるが、とりあえずそんなの関係ない!として、下ることにする。ちなみに、新品グモを膨らませている最中は、多大の人、そしてオフィシャルの人たちから注目の的だった。何しろ先週までは黄色いエアーが早稲田のトレードマーク、そして今週、試合直前にピカピカのグモになってるからね。

そして、一本目。いきなり水位3.75のスリーウェイズ(最初の大きな瀬=危険な場所)に向かい、スラロームの練習をしようとしたのだが、操船に全然慣れていないため、沈脱(※ボートから投げ出されること)しそうになり、あれよあれよという間に下のエディー(安全な場所)に流されていた。メンバー一同やべってことになった。ということで、以下のコースでは安全ルートをとりつつ、慣れながら下るということになった。ということで、1本目が終了した。新しいボートにまったく慣れなさそうであれば、前々から使っていたエアーで挑もうと思ったが、一本目を下った感触、いけるのではないか、ということで、二本、三本とグモテックスでいくことにした。スラロームについてや、沈脱の危険について、完璧に大丈夫というわけではなかったが、とりあえずある程度慣れることができたので、大会はグモテックスで行くことにした。

 


 

 5月29日
 大会初日(スプリント、スラローム)

 

 朝は5時起きでアップ→ミーティング→スラロームのスカウティング(ゲートの確認、戦略の確認)を済ませ、水紀行館の代表者ミーティングとなる。今日の水量は3.15m昨日よりもだいぶ少ない・・・。そして出艇順は5艇目。まぁまぁ、かな。上位チームのスラロームの様子を見れるしね。あれよあれよという間にレース開始。最初はスラローム。練習会でも、あまり成功率が高くないコースであったが、スカウティングの時間を十分取ったことで、なんとか全ゲートを通過することができた。途中、監督と辻コーチがスリーウェイズの岩から応援してくださった。ペナルティーはあるものの、結構いいんじゃんということで、リエゾン区間を下ると、運命のスプリント。スラロームは一応のところ無難にこなしたから、このスプリントで勝負が決まるのだ。いよいよコールが始まる、5,4,3,2,1、・・・スタート!まずは本流まで最短距離でダッシュし、本流に乗る。そして左岸の近くを行く。途中早稲田ガンバレー!という声が聞こえ、テンションが上がる。練習の時から描いていた最短ラインからは少しづつはずれているものの、概ねよかったのではないか。しかし、手ごたえに自信を持てず、どっちだろうと言いながら、監督たちの応援をし、昼ご飯を食べる。そして、残り少ない時間で、午後のH2H区間のスカウティングを済ませ、発表を待つ。いまかいまかと、思っていたが、15分遅れくらいで始まった。1位から順に発表されていく。決勝に残れるチームは16チーム。祈るような思いで発表を聞いていると、「11位BIG BEARS」という声が響く。思わず、叫んでしまった。1つ目の目標、決勝進出である!しかも、15位とか16位というぎりぎりではなく、11位!!テンションがかなり上がってきた。すぐさま、ボートを膨らませ、準備に取り掛かる。相手は3位のチーム五十嵐・C・スイハンジャーだ。3位と聞いて、少し無理かな、と思ってしまったが、2月から練習してきた漕ぎの力を出し切るのみ、ということで決めたラインを全力で漕ぎきる。結果は・・・H2Hの名にふさわしく、ボートとボートをぶつけ合い、競り合ったものの、ストッパーに押し込まれてしまい負けてしまった。もう少しで大金星だったのに!!と悔しながら残りの試合を見る。上位は漕ぎ方もほれぼれするくらい上手だ。その中で一つだけ毎週一緒に練習していたチームがいた。一橋の牛肉艇である。彼らはスラロームで41位と大失敗しながらも、スプリントの予選と、この決勝で大健闘したのだった。今年は、自分たちも応援される側で、最高に気持ちの良い決勝だった。そして、監督・辻さんのワンダラーズは、なんと決勝まで進出していた(ダッキー部門で)。そのため、こっちも大盛り上がりし、他の大学の人も一緒に応援してくれた。結果は準優勝だったが、快挙である。

決勝のH2Hが終わると、とりあえず風呂に移動し今日の疲れをいやす。昼間戦った他大学のライバルたちともここでは友人である。今日の感想をお互いに言いつつ、束の間の休息をとる。

そして水紀行館でのナイトステージ。ここで、初日の結果が発表される。初日の結果とは即ち、上級に進出できるか、中級か、ここまで練習してきた成果が報われるのかどうなのか、というといいすぎかもしれないが、それくらい重要なものなのである。

○×クイズ、今回のリバベンのPV、そしてオランダで行われるラフティングの世界大会の壮行会などが終り、いよいよ結果発表。まずは、中級の最下位から、40位、30位と、徐々に高い順位になっていく。上級は18位からだと思っていたので、どんどん心臓の音が高鳴っていく。25位、24位、23位・・・ない。そして22位、21位・・・ない。と、いきなり画面に「ここから上級」の文字が!!!BIG BEARSのメンバー一同は喚起に沸き立ち、叫んでみたりハイタッチをしてみたり、それはもう凄い喜びようだった。結果は11位。2月から、忙しい中頑張って練習してきた甲斐があったというもの。BIG BEARS史上初の上級進出。文字通り大快挙だ。

そしてその後は勝利に祝杯を挙げ、ノルン水上に戻り、気持ちの良い眠りについていった。(筆者は外の物凄い騒ぎに悩まされ、なかなか寝付けなかったが。ちなみに、テントにボールが当たるわ、人が倒れてくるわ、挙句の果てには知らない人から声を延々とかけられるは毎度のことながら、大変な大宴会っぷりでした。)

 


 

 5月30日
 大会二日目(ダウンリバー)

 

 今日も5時起床。しっかりとアップし、ミーティングで大まかなラインを確認した後、諏訪峡のスカウティングへ。上級に進出したは良いものの、諏訪峡をグモテックスで下るのかと思うと、気が重くなる。何しろ、諏訪峡には凶悪な竜ヶ瀬という瀬と、大凶悪なフリッパーズという瀬があるのだ。一歩間違えれば、諏訪峡に投げ出されることになる。その後にはショットガン・メガウォッシュというこれまた難儀な瀬が控えているために、絶対にフリップは出来ない。ということで、入念なスカウティングをした。竜ヶ瀬もフリッパーズも、練習のときにうまくいったラインを確認する。途中他の大学ともすれ違い、ちょっとずつ挨拶をするが、皆緊張しているようで、どことなく堅い感じだ。

そんな時間もあっという間に過ぎ、代表者会議が終り、いよいよ出艇になる。出艇の前に渡辺コーチと池田コーチが応援に来てくれる。現役がいなかったのはちょっと寂しかったけれど、応援がいるのはやっぱりすごく嬉しい。やる気も倍増(笑)。ラインの最終確認をし、写真を撮ってもらった。そして出艇。今日はダウンリバーだから、ハイペースで漕がないよう心がけるよう、といったのに大失敗だった。始めのスリーウェイズから全力で漕いでしまい、鉄橋の瀬を抜けたあとには、既に疲労感が漂っている。そして、法政岩、ストリッパーズ、サーファーズと水上峡を出るころには、皆へとへとになっていた。しかし、今年はまだ諏訪峡がある。皆の背中から、疲れたオーラがびんびん感じられるのだが、レースは甘くない。横の宮澤さんから気合の渇が入る。そんなこんなで、始めの凶悪な瀬、竜ヶ瀬につく。確認したラインでいけるように、指示を出し、緊張感を持たせる。そして何とか攻略。息をつく間もなく大凶悪の瀬、フリッパーズが待ち構えていた。フリッパーズは皆フリップしたくないせいか必死に漕いだ。そのためか、うまく抜けることが出来た。まぁ、ということで、危険地帯は無事通過したので、あとは漕ぎきるもの。最後の最後までしっかり漕ぎ、ゴールした。やっとダウンリバーが終わった。ゴール地点でしばし、脱力していると渡辺コーチと池田コーチが迎えに来てくれた。回送の件で少しごたごたがあったが、その後は、蕎麦屋に打ち上げ。なかなか豪快な蕎麦を食べることが出来た。そしてその後は閉会式。閉会式はパフォーマンス的なものも早々に、結果発表となった。ダウンリバーでは満足のいく漕ぎが出来たとはいえないので、ちょっと順位落としたかな、とか思っていると、なんと10位!!これで10位以内という目標が達成されてしまった。

そして閉会式が終わると、毎週来た水上に惜しみながら別れを告げ帰路についた。

 

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

seven − 1 =