乗鞍岳フォローW-ing! 2016/4/9-10

ワンダリング記録

こんにちは。数日前に22になりましたワンゲル新2年の谷川です。ちなみに明日は洪さんの誕生日です。

今回は春休みに雪山に登れなかった羽田野さんとわたしのフォローWingという位置付けで目的は積雪期技術習得・滑降力強化というものでした。


8日夜馬場発。出発直前に私の愛しのadidasズボン(だいぶ人生を共にしてきました)が縦に大きく裂けてる事件があり、内心だいぶショックをうけていました。
ザックとスキー板とスキー靴の入った袋を持ち、金曜帰宅ラッシュの中央線に乗り込みます。あの電車に一緒に乗っていた方々本当にごめんなさい。でもわたしもだいぶ辛かったです、はい。

松本駅に到着。わたしにとっては念願の初ステビ(ステーションビバーク)です!ずっとずっとしてみたかったんですよね、ステビ‼︎ 今年はいろんなところに寝てみたいですね♡


翌朝はまた電車とバスを乗り継ぎMt. 乗鞍スノーリゾートまで移動し、そこからスキー靴と板をはいて、いざ出発‼︎

おっと、雪がないではありませんか‼︎

雪があれば冷泉小屋経由の尾根を進み位ケ原山荘まで行くはずでしたが、Mt. 乗鞍のゲレンデをずっと登ることになりました。

4月だけあって暖かく、逆に暑かったです。天気も最高!雪は冬みたいにラッセルが大変だってことはありませんでしたが、おひさまで溶けた雪は湿っててとても滑りやすく、急登では苦労しました。雪質としては、まるで大きなカキ氷を登ってるかのような感じでした。もっと効率的に省エネで登れるきれいなシール歩行を目指して頑張ります。あと、体力もね。

上りはぶっちゃけ辛かったです。うーむ。歳なのかな…まあ、たぶん気合の問題ですね。
洪さん差し入れオレンジーナにはだいぶ救われました。

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途中廣光コーチさんたちにお会いしました!華麗な滑りでしゅーっとあっという間に見えなくなってしまいます。

にしても、人が多いこと!位ヶ原近くでは雪訓をしてるパーティーをいくつも見かけ、通り過ぎる人と交わすあいさつの回数は今までで1番多かったと思います。

幕営は冬合宿ぶりで、いろいろと忘れてました。きちんと地面を平らにしなかったことはのちのち夜寝るときに後悔しました。水作り食当はわりとテキパキできたと思います。洪さん差し入れアゲイン!2袋のソーセージによりだいぶ幸せな夕ご飯となりました。

夜空、トイレに行くついでに空を見上げると星が‼︎ わたし空が大好きです。雪+星空。最高ですね。なんか、あー自分体力ねーな、とか、読図まじてきねーな、とか、マイペースでトロすぎて団体行動まじできねーな、ワンゲル向いてないんじゃん⁇とか、辛くなっても、なんかこうして星空みたりするだけでそんなの忘れちゃうんですよね。ただ幸せ。うふふ


久しぶりにたくさん寝ました。2日目も晴れだーい。でも、雪面はとぅるーん。前日行けなかったということで、位ヶ原山荘から大黒岳の方にちょっと上りましたが、樹林帯を抜けたあたりからあまりにもガリガリで戻ることに。また幕営地までもどり、そこから位ヶ原の方に歩きます…

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広い広い!あたり一面真っ白です。

わたしたちのようにスキーで登ってる人がたくさんいます。乗鞍岳の東斜面を滑ってる人の滑走音があたり一面に響き渡っています。

きっもちー!体力的には辛かったりするのですが、気持ちは爽快ですよね。標高は個人的にはワンゲルの活動で行った中で1番高かったです。クラストがすごくて、雪っていうより氷でした。せっかく買って未使用だったスキーアイゼンも活躍してくれました。

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そして待ちに待った滑降!
冬はヤブヤブで正直げんなりでしたが、今回はゲレンデより広くて人がいないところを滑り放題ですからたまりませんよね。
でも、あっというま。

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テントを回収してピットチェックの練習。
掘るの疲れますね。羽田野さんのパワーが欲しいです。福島リーダーから丁寧に教えてもらいました。福島リーダー実は今回のパーティー最年少なんですね。説明も丁寧で、気遣いとかなんかとっても優しくて、びっくりです。いやあ、さすがです、シェフ!

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いやあ、やはり下りをスキーで降りれるところが雪山の最高なところですね!あーっという間にゲレンデのふもとへ。ところが、下の方は林道が何回か交差しているため、いちいち板を脱いだりはいたりっていうのを繰り返すことに。しかも、林道と林道の間はわりと急斜面。と、洪さんが板をもって滑りだしたではないですか。みんなで滑り台だー!おしりはびちょびちょになりましたが、これが最高に楽しかったです。結構スピードが出るんですよね!

あとは、もうひたすら14:05のバスに間に合うための戦いでした。逃すと何もないところで2時間待たなくてはなりません。結局10分くらいバスに待ってもらい、運良く14:05のに乗れました!ありがとう、バスの運転手さん!

天候には恵まれコンディションは良い中の山行となりましたが、収穫の多いワンダリングにはなったと思います。今シーズンは最後の積雪期活動になると思うと寂しいですが、今回の反省をしっかり来年に繋げていきたいと思います。
来年こそはもっともっと雪山に登れればいいなと思います。

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新入生のみんな、ワンゲルに入ると自分1人じゃ行けないところ、今まで行くと思ってもみなかったところに行けますよ。素敵な景色にも出会えますよ。そんな非日常的な経験ができるのもワンゲルだから。さあ、みんなカモカモーーーーン!

福島さん、中嶋さん、洪さん、羽田野さん
ありがとうございました!お疲れ様です!

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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