モミソ沢 沢体験ワンダリング

沢登り

はじめまして、新人の千田です。
5月15日に丹沢のモミソ沢に沢登りに行った時の報告をしたいと思います。
今回、僕は初めて沢登りをしたわけですが、登山とはまた一味違った面白さがあり、とても楽しいワンダリングになりました。

まず、沢に行く前に、急勾配なところで、懸垂下降の練習をしました。先輩のN嶋さんや、F島さん、そしてOBのN田さんの指導をうけながら、実際に下降してみます。しかし、ロープ一本に僕の全体重をかけて垂直な壁を降りていくのが怖く、なかなか、一歩目を踏み出せないでいましたが、いざ降りてみると、ロープの安定感が、僕を安心させてくれて、むしろ楽しむことができました。

懸垂下降の練習が終わり、いよいよ沢登りの開始です。最初のうちは、あまり水量もなく、それほど苦戦すること進むことができました。
しかし、だんだんと滝や岩が増えていき、両手両足を駆使して、全身で登り始めます。

そんな中、同じ新人であるU田は、登るのがむずかしそうな岩でも、臆することなく、ひょいひょいと登っていき、そのポテンシャルの高さに、驚きつつも、頼もしく思いました。

そんなこんなで、なんとか詰め上がりまでたどり着きましたが、沢登りの大変さはこれで終わったわけではなかったのです。
これで、あとはただ登るだけだー、と一息ついていた僕ですが、詰め上がりがあんなにきついものだとは知りませんでした。
そこから、50分ほど、ひたすら登り続けました。先輩たちについていくのも、やっとのことでした。
そしてついにゴールが。頂上にたどり着いた時の、あの安堵感。この時の僕は、もう本当に気力だけで登っていました。

しかしここで、事件。
靴に履き替えようと、先に沢足袋を脱いだ先輩方の足にヒルがくっついて血を吸っていました。
もしや、と恐る恐る脱いだ僕の足にも、案の定ヒルが!
なんとかヒルを引っぺがし、安心してもう片方の沢足袋を脱ごうとしたら、そこにもヒルが!
しかも、僕の血を吸って、一匹目より格段にでかくなっていました。
ひいえああああ、口にこそ出して叫びませんでしたが、もうパニックでした。
ヒルはやばかったです。

無事に、下山し終わり、みんなでラーメンを食べました。空腹は最高のスパイスという言葉がある通り、あのラーメンは、本当においしかったです。N田さん、おごってくれて本当にありがとうございました。
今回のワンダリングで、沢の魅力をいくつも発見することができました。これからも色々な体験をしていきたいです。

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Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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