大菩薩嶺・柳沢峠フォローワンダリング 2018/5/26-27

登山・縦走

五月晴れの続く5月最終週の土日に、山梨は甲州市の大菩薩嶺に登ってきました。
4月下旬に行われた新歓合宿に参加できなかった新人のフォローを主な目的としたものです。体力面でも精神面でも一度山に登ったのと登らないのとでは、新人の間で大きな差になるということでした。

今回のワンダリングにおける当初のルートは26日に電車とバスを乗り継いで上日川峠まで向かい、睡眠をとった後の27日、上日川峠を発ち、大菩薩嶺、鶏冠山にのぼり青梅街道にでるというものでした。しかし、残念なことに中央線に遅れが生じたことで上日川峠へのバスに同日中に乗れず、ルートは短縮され最終ゴールは柳沢峠となりました。

26日の夜は甲斐大和駅の近くで雑魚寝をし、また食当も行いました。一通り食当の手順は覚えていたつもりでしたが、野菜を切る手順や消火のタイミングでミスをするなどまだ至らないところがあると感じました。当日はカレーだったのですが、外で食べるご飯のおいしさに心震えるとともに、あまりに未知の領域である洗い茶の形容しがたい味に幾分人間をやめるのではないかと感じてしまいました(もちろんその後のティーパーティーで出た紅茶の美味しさはひとしおでした)。

27日の朝は6時起床。7時半発の臨時バスで上日川峠へむかい、山歩きに入りました。上りは新歓合宿より荷物が少なめとはいえ、なかなか足腰にくるように感じました。岩場に差し掛かって休憩をとっていると、先輩方が自信のザックに石を詰め始め驚きました。錬成にむけてできるだけ心身を追い込もうとする姿勢に、まだ体力と精神力で大きく先輩方と差があることを痛感しました。途中で後ろを振り向くとてっぺんを隠した富士山が見え、勇気づけられました。

大菩薩嶺を過ぎると急に舗装状態が変わりましたが、基本的に下りでわりに歩きやすかったです。ただ後半苦労したのが読図で、現在地を把握するのが難しかったです。コンパスで方角を知るのはもちろん、コル地形・ポコ地形、沢の有無など総合的に地形をとらえ場所を特定するには、今ひとつ時間がかかりそうです。

ゴール地点の柳沢峠まではカラフルな高山植物が生えていましたが、特に印象に残ったのはツツジでした。ピンクとオレンジの2色で疲れ目の保養になったきがします。

次回はいよいよ錬成合宿となりますが、今回ミスをした箇所に気をつけ体調万全で臨みたいです。これでフォロワンの報告を終わります。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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