メンバー L佐藤信太郎、 SL新居将史 二年 上釜颯太、江森大希、大佐古直輝、小林葵、田中大貴、中島璃音 新人 倉澤宏太朗、野本隼汰、山下雄大 OB 志保颯一郎
12/28
早稲田大学山小屋-BC(1833m地点幕営地)
6:25 小屋発
7:50 おばけ平入り口
9:10 1500mとりつき
11:08 BC着
12:10 ピットチェック・ビーコン捜索練習
15:00 食当
17:10 夕食
20:00 就寝
寒気の到来が2日後に迫る中、嵐の前の静けさといった具合でツアーが始まる。雪は締まっており、ラッセルはほぼない状態で林道を進む。結局一昨年たどり着くのに5時間近くかかったオバケ平入り口までの道のりを1時間ちょっとで進んだ。幸運によく恵まれたといえる。
ルートを通って気づいたのだが、池の峰右側は細い沢地形になっている箇所があるため注意。また、オバケ平に出てからとりつくまでは、尾根筋ではなく緩い沢地形を登ったほうが楽であった。来年の参考にしてほしい。
12/29
BCー早稲田大学山小屋
5:00 起床
5:40 朝食
7:00 BC発
9:05 妙高山外輪着
11:48 BC着
14:05 オバケ平
14:55 山小屋着
行程は順調に進み、新人たちは楽しそうに行程を踏んでいた。外輪到着後下りの前にピットチェックを行い、実戦経験を積む。外輪に至るこのルートは山頂直下まで樹林帯が続き、また斜度も急ではないため雪崩の危険性はそれほど高くないように思う。今後も積雪期の入り口として大いに活用してほしい。
快晴の妙高は非常に美しかった。来年のコンディションはわからないが、ぜひまた登頂できることを祈る。
なお、今回数十年に一度の寒波が予想されたためツアーの行程を踏んだうえで、最終日を待たずして山小屋に帰ってきた。ただ部員が積雪期経験を積むという合宿の趣旨からは、安全が担保されている以上、安易に下山すべきではなかったように思う。来年以降のリーダーは参考にしてほしい。(佐藤)
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