2021/02/06-08 静岡自転車PW-ing

自転車

【メンバー】

L 2年柿崎 SL 2年上釜 新人 古橋 峯岸

 

C0

22:00 興津駅集合

普通に電車で集合する者、自走してくる者。自転車活動の集合はこの2パターンに分かれる。今回は私も後者を選んだ。そして個人的に、このC0が一番、濃い一日だったのでちょっと聞いてほしい。

沼津までの国道1号線は自転車が通れない。また、興津駅から由比駅区間はちょっとした峠を越えなくてはならないため、確認がてら自走することにした。

20:00頃、由比駅到着。

改札を出たところで、国籍不明の男性に話しかけられる。たどたどしい日本語で一生懸命、富士駅に行きたいのだと言う。私もたどたどしい英語で応戦するが、頑なに日本語で話そうとする男性。というか、英語がわからない感じだった。もうお互いよく分からない言語でコミュケーションを交わし、切符での改札の通り方を教え、次の電車の時間と降りる予定時間を伝え、無事に彼をホームまで送り届けた。彼の良い笑顔を見送り、一仕事やり終えた、と達成感で一杯だったのだが、これからさらなる苦労を味わうことになる。

問題の迂回路にあるちょっとした峠とは薩埵峠である。

東海道一の絶景スポットらしいのだが、この峠、距離は短いが斜度がとんでもない。よくウーバーイーツをしていて遭遇する、住宅街に配達した際の不意の激坂をバージョンアップした感じ。後ろに荷物を乗せて登るには、結構な難易度だった。なんか押して登るのは悔しくて、ひいひい言いながら登ってたら、斜度と重みに耐えきれず、チェーンが二回外れた。暗いし、きついし、なんで私はこんなところ自走しているんだと自分で自分にキレながら、しくしくとチェーンを直す。

ようやく峠を越えた辺りで、後は下りだけという時。車に荷物を出し入れしている人を発見。時刻は21:00頃。人気の無い峠道のため、灯りは自転車が煌々と照らすもののみである。結論、めっちゃ怖い。

お互いがお互いを多分、かなり恐れた瞬間だったと思う。

私としては、こんな峠道に自分以外の人間(しかもこの人、頭にヘッドライトつけてた)がいるなんて思っていないし、車と人気のない山道というシュチュエーションにサスペンス劇場に出てくるような単語が脳内をチラついてしまったり、あちら側もこんな時間に、ひいひい言いながら自転車で峠を越えている人物なんて戦慄の対象でしかないだろう。

心臓がばくばく鼓動を打つ中、なんとか「不審人物じゃないですよ」感を出そうと思い、会釈してみた。めちゃくちゃ無視された。

??????

何故、無視されてしまったのか、という疑問府で頭をいっぱいにしながら、なんとかすれ違うことに成功し、興津駅まで無事、自走することに成功した。

 

22:00 興津駅到着

到着すると古橋が既に到着していた。

続いて峯岸が到着する。上釜も程なくして合流。

このイレギュラーのコンボのせいで、私は大分やり切った感に満たされていたのだが、上釜の「家から熱海まで80kmほど自走した」という供述にあえなく撃沈する。

C1

r163-R139-r396-r11-R135-R1-酒匂橋河川敷C1

前述の通り、沼津までは国道1号線は自転車通行が制限される。あらかじめ、迂回ルートを設けておくのが良い。

前日、苦戦した薩埵峠は朝登ると抜群に綺麗で、楽しかった。

斜度もきついはきついが一瞬で終わるので、そこまでロスにはならない。

r11は、徐々に標高を上げていく感じだ。そこまで峠らしくないし、きつくない。

 

C2

R1-R134-r215-r212-R16-横須賀駅G

平坦な道のりを進む。ほとんど海沿いであった為、景観に萎えることはない。

海風を感じながら、快適に進む。全100km程度の行程。

 

【総評】

ロングライドの経験を積むにはかなり良いルートであると思う。ただ、沼津までの国道1号線は注意すること。また、r11区間はコンビニがほとんどないので、夏場はr11に入る前に水を確保しておくことが重要である。

 

なんだか、行程に関係ない部分が長くなってしまった。

 

柿崎

 

 

 

 

 

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

関連記事

最近の活動

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ
TOP
CLOSE