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こんにちは。最近主将になった大佐古です。
前主将のにいさんと2人で奥多摩日原水系の巳ノ戸谷に行ってきました。
巳ノ戸谷は、遡行グレードは一級上ですが、総合グレードは中級とのこと。
いつもより難しい沢登りであり、前日の時点ではかなり気が引き締まっていましたが、、、
びしゃびしゃの路面&路肩の汚い水溜りに、運転中すっかり気分が削がれてしまいました。さらに車から降りると小雨が☔️
下山路の崩壊地が危ないことを建前に途中まで遡行して帰ることにしました。
沢への下降点までは気分が乗らなかったものの、急なドロドロの踏み跡を辿ってるうちに、やっぱり楽しくなってきます。
入渓して「忌山の悪場」と呼ばれるゴルジュに着く頃にはテンションもあがり、ゴルジュ内の8m滝を早く登りたくてたまりませんでした。
8m滝は、遡行図には「通常は登られない」と書かれている滝です。しかし、記録も残置もあるのにみすみす巻くわけには、、、
なんやかんやあってリードではなく、にいさんだけ高巻いて引き上げてもらいました。
短い沢登り人生の中では1番難しい登攀で、「確保されている」という精神的余裕にかなり助けられました。
あれくらいの滝を残置を使わずに登れるようになりたいです。来シーズンまでには。
ゴルジュラストの6mを登ったらすぐ下降しました。
懸垂とクライムダウン半々くらいでしたが、人数が2人なのでスイスイ進みます。
しかし、最後の最後に懸垂で投げたロープが窯の流れに巻き込まれ、水中の丸太にグルグル巻きついてしまうというハプニング。前進ずぶ濡れになりながら格闘しましたが、寒すぎてギブアップ。心臓の高さまで濡れると一気に体温が下がる気がします。ロープは泣く泣くナイフで切断しました。これについては記録の方でちゃんと振り返っています。
そんなこともありつつ、昼過ぎには行動を終え、帰途に着きました。
新居さん協力していただきありがとうございました。
関係ないですが、使用したレンタカーの車内にシェイカーを忘れてしまったので明日取りに行く予定です。
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