【メンバー】L中島 SL上釜 新人金子 高橋
【目的】3年中島のL経験を増やす。歩行技術の向上。
【概念図】
【行動時間】09:00 土合駅―09:40西黒尾根入口―11:30ラクダのコル―13:20トマノ耳 ―13:30オキノ耳―14:10トマノ耳―15:00 熊穴沢避難小屋―15:40 天神平駅
【行動詳細】土合に8:39着の電車で向かう。L以外はあの長い階段を上がってきたので少々時間がかかり、土合駅を出たのは9:00ちょうどくらい。予報と異なり天気はぐずついていた。登山口まではけっこう長かった。高橋、上釜、金子、私のオーダー。西黒尾根に取り付き、鎖場までは概ね順調に進んだ。ただLは病み上がりで日帰り装備の割にやたら疲れた。日本三大急登だしそんなものかな。時折雨脚が強くなりザックカバーを付けた。暑かったこともあり雨具はだれも着なかった。あまり悪天が続くようであれば下山もやむを得ないと思ったがどうにか落ち着きそうだったのでそのまま山頂に向かう。雨に濡れた鎖場は怖かった。下がどこまで続いているのかわからない分沢登りよりも怖く感じた。上釜と高橋はすいすい行くが私と金子は少々苦労した。それでもいいペースで山頂に着けた。西黒尾根を登る人の数はぼちぼちだったが、ロープウェー利用者だろうか、山頂付近は人が多かった。梨を食べたりしてゆっくり休んだ。ずっとガスっていてなかなかいい展望が望めなかったが、休んでいるうちに時折晴れ間もあり、紅葉も楽しめた。下りは登りほど急登続きではないが、それでも濡れた岩場だったのでかなり慎重になってしまった。実際私は何度か転びそうになった。ほぼコースタイム通りの時間をかけてロープウェイ駅に着く。16:00の電車には間に合わない。ロープウェイは快適だけど、あっという間過ぎてちょっと空しい気持ちになる。
【行動・計画省察】緊急事態宣言中のため群馬での前泊ができなかったこと、電車利用・日帰りでは時間に余裕がないことから下りのみロープウェーを使った。目的は十分果たすことができたので悪い選択ではなかったと思う。天気は、とても悪いというわけではなかったのでそのまま折り返さず進んだが、例えば錬成などで不慣れな新人+鎖場+微妙な雨+重い荷物という状況だったら、がんばって行かない方がいいのかもしれないと思ったりした。また、雨具の着用についても状況によってはLから明確な指示が必要だ。(今回は問題ないレベルの雨、気温だった)秋合宿でも慎重に、状況を総合的に考えて天候判断を行いたい。長い時間と高い交通費をかけて土合まで来たので多少はいい景色がみられてよかった。帰りの交通手段の下調べが甘かったのは反省。
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