76代夏合宿1R自転車隊

自転車

行動概略】  

730()  

731()  

81()  

羽田空港=女満別空港-網走監獄-浜小清水前浜キャンプ場C1 

行動時間5h 

(予定時間4h) 

C1-天に続く道スタート地点-国設知床野営場C2 

行動時間4.5h 

(予定時間4h) 

C2-知床五湖-知床峠-羅臼オートキャンプ場C3 

行動時間8.5h    

(予定時間5h)  

 

6:00 羽田空港 

10:30 女満別空港出発 

12:00 網走監獄 

15:30 浜小清水前浜キャンプ場 

5:30 出発 

8:00 天に続く道スタート地点 

10:00 国設知床野営場 

 

6:30 出発 

8:00知床五湖 

12:00 知床峠 

15:00 羅臼オートキャンプ場 

 

82()  

83()  

 

 C3-開陽台-多和平キャンプ場C4 

行動時間8h 

(予定時間7h)  

C4-屈斜路湖砂湯-硫黄山-摩周湖第一展望台-摩周駅G  

行動時間9h  

(予定時間6h)  

 

7:00 出発 

11:30 開陽台 

15:00 多和平キャンプ場 

 

 

6:30 出発 

9:00 屈斜路湖砂湯 

10:30 硫黄山 

12:30 摩周湖第一展望台 

15:30 摩周駅 

 

【メンバー】

L3年 NK SL2年 K  3年O 新人N

Oと新人Nは合宿では初めての自転車旅 全員、体力があって全く問題なく行程を完遂。

 

【行動詳細】

 

7月29日 夜

NKとNは羽田空港第三ターミナルでステビ、いやステーションではなくてエアポートなのでエポビ? Nは翌日の集合には始発で全然間に合うが、普段の様子から遅刻しそうなので半強制的に前泊させた。英断だった。空港にある日本橋を奥に進むと素晴らしい寝床があったので、そこで睡眠。ほぼホテル。中国人観光客も多く、皆そこで仮眠をとっていた。展望台が外にあり、空港の夜景を見ることができた。綺麗だった。

7月30日 朝

飛行機が7時に出発なので早起き。シャトルバスで国内線ターミナルへ。無事全員が集合。すばらしい。自転車を輪行、タイヤの空気を抜く、マットと銀マットでディレイラーなどを保護、どちらが上かなどを係員の方に伝えるなどしてチェックインは完了。今回は重荷物で料金がかからないJALを選択。その他にも色々な交通手段を考えたが、おそらくコスパを考えれば最適解である。預け荷物の重さは20㎏を越えていたが、追加料金はかからなかった。そんなこんなであっという間に北海道、女満別空港に到着。空港近くにはひまわり畑があった。夏に見ておきたいものランキング4位くらいにひまわりがあるので、嬉しかった。という感じで1Rがスタート。

12:30 網走監獄

女満別空港からスタート。牧場、放牧中の馬、でかい農園などなど北海道らしい景色が早々と見れた。今後の一カ月に期待を高めていたところで、ジェラート屋に到着。どうやら世界一らしい。とても美味しかった。特にコーン味?が美味しかった記憶(朧げ)。この辺りで空が晴れてきた。網走湖湖畔は気持ちいのいい道だった。網走監獄では1時間半ほど滞在。ふーーーん、という感想。ゴールデンカムイとかで見たような監獄。歴史を感じた、たぶん。

16:00 キャンプ場到着。

網走監獄を脱獄後は網走市内へ。クロネコヤマトの営業所で熊スプレーを回収した後はオホーツク海沿いを進む。人生で初めてオホーツク海を眺めたが、青が深い、荒々しい、という第一印象であった。来るときは海水浴をする気満々であったが、気が削がれてしまった。なんとなく怖い。道はまっすぐで交通量、信号ともに少なく、爆速で漕げた。その後はオホーツク海に一番近い駅、北浜駅へ。確かに海に近い、以上。途中で湿原が出てきた。これにはかなり感動した。日本ではないような光景で、最果て感が凄かった。キャンプ場は海沿いにあり、予約は不要。小屋にいる管理人さんに受付をしてもらう。近くには高台があり、展望が素晴らしい。また近くにはモンベルがあり、そこで4年生へのプレゼント(ヒグマとキタキツネの限定白T)を購入。素晴らしい。晩御飯は豚キムチうどんを食べた。

7月31日 5:30 出発

空は曇り。じゃがいもや麦、トウモロコシの畑を突っ切るような道を走る。途中で、初めてのセイコーマートへ。なんと130円ほどで買えるパスタを発見。130円で400kcal取れる。しかもうまい。最強である。私の一押しはペペロンチーノ。略してぺぺ。こいつが私の8月の主食である。↓ぺぺを食べるK

7:30 天に続く道スタート地点到着

気付いたら天に続く道のスタート地点にいた。展望台を上がると確かに天に続いている。「今日、我々の辿った道が天に続いていたのかー。」としみじみした。とはいえ曇りなのでテンションはそこまで上がらない。写真を撮った。

10:30 知床野営場到着

道中でオシンコシンの滝へ。スケールの大きい滝。「マイナスイオン」や、その逆の「プラスまいばすけっと」を感じれた。その後すぐに野営場(予約不要)に到着。時間があったので観光。海鮮丼、オロンコ岩、知床世界遺産センター、温泉などを巡った。いくらがとても濃厚、鮭はジューシーだった。世界遺産センターでは知床についてしっかり学べた(右)

8月1日 6:30 出発

本計画の見どころである知床へ。知床に行きたくて、このルートにしたのでこの日を楽しみにしていた。早速、イベント発生。ヒグマ登場である。ヒグマ高密度生息域であるとは聞いていたが、こんなにも早くに出遭ってしまうとは。正直「どうせいないっしょ」とか思ってたので驚いた。事前に、ヒグマと出会った場合には刺激しないように自転車を全員が下りて、ゆっくりとその場を立ち去ると決めていたので、それを行った。結果としてはこちらを仁王立ちで見たあと、森に帰った。何事も起きなかった。よかった。2024年現在、知床ではサイクリストに対するヒグマの事故は発生していないが、普通に道脇にいるので注意は必要。右下はヒグマ注意の看板である。その後もエゾジカ、キタキツネといった動物に会う。ここが、まさに大自然であることを実感した。途中でNのキャリアが破損。ネジと付随するパーツが無くなっていた。持っていたダクトテープと細引きで再度固定。その固定はその後一カ月、壊れずに耐えきった。まさか細引きが自転車活動で役に立つとは思わなかった。

8:00 知床五湖到着

一番楽しみにしていた知床五湖。丁度この日からガイドなしで安く散策できた。天気は晴れ、素晴らしい景色がみれた。感動した。その途中の道も素晴らしく、雄大な知床連山がよく映えていた。

12:00 知床峠 到着

峠へのヒルクライム。約700mアップである。かなりの暑さで熱中症になってしまいそうだった。延々と森の中を進む。「いつもで経っても景色変わらないな」と退屈していると、カーブを曲がった所でいきなり羅臼岳が出てきた。これまた感動した。空はよく晴れており、そこからは気持ちよく坂を上っていく。しかし峠周辺になって急に霧が出てきた。さっきまで快晴だったのに。知床特有の気象というやつだ(その後向かう羅臼方面はずっと曇りだった)。ヒルクライム中のやる気の半分くらいは頂上からの景色なので、とても残念。20分ほど粘ったが、一向に晴れそうにないのでしぶしぶ下った。ダウンヒルの最中にはシカやキタキツネが飛び出してくる。ゆっくりいかないとぶつかりそうだった。とはいえ、キタキツネが可愛すぎる。お家で飼いたい。写真に収める間もなく、後ろから来た私を見るにつけ、森に帰ってしまった。悲しい。途中で熊の湯に入った。いわゆる野湯、秘湯である。開放感が凄いのと、普段味わえない熱湯(45°くらい)なのとで、新鮮な温泉だった。地元の人もよく入りに来るらしい。開放的すぎるので、注意は必要。そんなこんなで15:00に羅臼オートキャンプ場に到着。晩御飯はラーメン

8月2日 7:00 出発

曇り。早朝は雨予報だったので出発を遅らせた。ひたすら海沿いを進む。国後島が微かに見えた。政治的な発言は控えるが、いつか行ってみたいものだ。その後は特に何も無かった。牧草地を進み続ける。ここでNが初めてのトップをやったが、問題なし。途中でスーパーに寄る予定だったが、通り過ぎてしまう。7㎞ほど余分に走ることになってしまう。しかし目印がほとんどなく、ずっと牧場が広がる変わり映えのしない道なので仕方ない。レッッツゴー カイヨウダイ

11:30 開陽台

本日のメイン、開陽台。ツーリングの聖地で、地球が丸く見える展望台が有名。しかしそこに至るまでには、とんでもない急坂を上ることになった。今合宿で一番の傾斜である。NとNKは早々に諦めて自転車を手で押し、到着した。OとKは漕ぎ切ったらしい。凄。展望台は地平線が見え、素晴らしい眺め。しかし曇りなのが残念だった。帰り際にはちみつソフトクリームを食べた。濃厚で美味しかった。コンビニとは違う、気がする。

 

15:00 多和平

多和平に着く前に、牧場にいった。そして牛乳を飲んだ。ただの牛乳ではない。その牧場でとれたばかりの牛乳である。どんなものかと思っていたが、さすがに違った。まず入りから違う。なんと蓋にチーズ?みたいな塊がついているのだ。そして味は濃厚かつジューシー。コクが凄い。牧場には蜂がいた、あと扉の建付けが悪かった。近くにいたカップルは両者に苦戦していた。こちらにはOがいるので問題なかった。

多和平到着直前になると急に晴れてきた。それとともに牧草地が黄金色に輝く。綺麗だった。キャンプ場あるあるの急坂を上って最後の幕営地に到着。多和平は牧場のどまんなかにあり、360°牧場が見渡せるという素晴らしい場所だった。マイナーな観光地だが、北海道に来たら絶対に訪れるべきである。私は行ってよかったと思っている。この日は夕日が見えた。牧場と沢山の牛がオレンジ色に照らされた光景には感動した。これぞ北海道、という感じであった。夜は満天の星空だった。流れ星や天の川がはっきりと見えて素敵な夜になった。晩御飯はもつ煮込み塩ジンギスカン麻婆豆腐ラーメンとジンギスカンとソーセージである。2年のKが差し入れでカルピスとポテチを投入。豪華すぎる晩御飯になった。

8月3日 6:30 出発

朝焼けに期待して早起きしたら霧でなにも見えず、絶望した。深い霧なのでライトをつけてスタート。特に何もなく、屈斜路湖砂湯へ。ここは湖畔の砂場を掘ると、なんと温泉が出てくる。半信半疑だったが、本当に温泉がでた。Oが掘りまくって素晴らしい湯舟が完成した。そこでしばらく休憩。そのあとは硫黄山へ。「夏合宿面白かった場所ランキング」ではこの硫黄山が堂々第一位である。あまり期待していなかったのだが、凄かった。硫黄のガスがあちこちで出まくっていて、一帯は硫黄の臭いで充満していた。あまりに臭かったので吐きそうになった。また服に硫黄の臭いがついて、一カ月取れなかった。ガスの噴出口に至近距離まで近づくことができ、いつか事故が起きないかと少し不安になるレベルであった。とにかく硫黄山はインパクトが凄かった。北海道に来たら多和平と一緒に行くべき。

12:30 摩周湖第一展望台 到着

硫黄山から摩周湖まではヒルクライム。長いヒルクライムで、Rの終盤で疲労が溜まっていたこともあって辛かった。KとOは競い合うようにどんどん先へ進んでいく。Nはかなりきつそうだった。なんとか漕ぎ切って到着。展望台にはソファがあり、死んだように白目をむいて座り込んでしまうやつもいた。

「霧の摩周湖」と呼ばれるのに納得できるほど、霧が凄かった。なんとか湖面を見れたのは幸運であった。休憩所でメロンなどを食べた。美味しかった。その後は下ってゴール。締めに弟子屈ラーメンを食べた。美味しかった。

↑例のソファ

感想

楽しかったです!!!  NK

Waseda Wander Vogel

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早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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