こんにちは。2年の小林です。
だいぶ前の話になりますが沢隊の最終ワンダリングに行ってまいりました。
舞台は南アルプス。雨男と噂される某主将がいたにも関わらず晴天続きの4日間でした。
行動の概要は、椹島から奥西河内沢を遡行、その奥西河内沢の途中でC1。そこから稜線上まで詰めあがって荒川小屋でC2。百閒洞野営地経由で福川を下り広河原小屋に下りC3。最後は小渋川を下降して終了!というものです。
南アルプスはアクセスに難儀するということをきいていましたが、タクシーが入れるゲートから椹島まで合計5時間近く林道歩きをしました。ナイトハイクと称して夜の林道を歩いて(歩かされて)いたら、なんと小熊に遭遇。一部の部員を除き皆が戦慄しました。結局その日中には幕営予定地には到達せず林道の途中で就寝。無事に入渓点に到達したのは翌朝になってからでした。
さて本題の奥西河内沢ですが60m大滝以外は特に難所もなく快適な沢歩きでした。大滝は圧巻の迫力でしたが、これは言葉でも写真でも伝わらないのではないでしょうか。ぜひ皆さん行ってみて下さい。ともかく、大滝を高巻くのに相当な時間を要しました。
稜線に出てからはさくっと赤石岳に登り福川の下降へ。沢に至るまでの斜面がザレていて落石を落とさないようにすることに神経を使いましたが、あとはロープを使うことも殆どなく広河原に出ました。
小渋川は渡渉の可能性も考えていましたが、水量が減っていたためこれもまた快適な河原歩きでした。個人的には紅葉した小渋川の景観を見てみたいなと思っています。
以上が今年最後の沢活動の報告となります。しばらくは沢活動とお別れとなりますが、来年に向けてクライミング技術やロープワーク技術の向上などをしていきたいと思っています!
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