75代年間方針『成長』

 

奥多摩 鷹ノ巣谷 2012/8/5

沢登り

前夜
夏合宿の決起会の後、電車で奥多摩駅に向かう。しかしなぜか途中まで座席で寝ていたはずの新人が突然起き、軍畑で電車から飛び出す。
同時に扉が閉まってしまい一人おいてきぼりになる。一瞬の出来事で止める間もなかった。メールをして時間を確認し、次の電車で合流することに。
いつものSB場所で寝るが今回は腕がかゆく寝付けなかった。
夜中に散歩しているおじさんが「虫が多いだろう」と言っている気がした。
寝付けないが朦朧とした頭で「そうですね」と返した記憶がある。

 

5日
5:30起床で朝一のバスで東日原に向かう。2年ぶりの記憶をたどりながら鷹巣谷の入渓地点まで歩く。アプローチが他の沢に比べ非常に短いのがよい。

オーダーは2年・新人・3年・4年。
天気はとてもよかったが、思っていたより沢の中は薄暗いのが意外だった。

歩いてみると沢の入口はともかく、途中の渓相には全然見おぼえがなかった。
幾つかの滝では目の前にすると、確かにあったなこんなのと思いだすが、そうでないと全く記憶にない。
遡行途中少し深そうなところがあると2年が積極的に新人を入れようとする。

新人もなんだかんだ言っているので全体的に進みは遅めだった。
釜を持つ小滝では新人に泳がせて見た。
特に問題はなかったが、2年は意気揚々と行くも一度流れに負けて流れ戻ってくる。

某水泳選手を自称していたが力不足だったようだ。
これはへつれるので後続は右回りに釜を避け滝にとりつく。核心の20大滝は2年にトップで登ってもらう。
テラスもありネッコやホールドも多いので登りやすい滝だが、長いので時間がかかる。
懸垂下降の練習も足りなかったのでセットをさせる。

下に別のパーティーが見えたので下りるのは1段目までして、自分が確保をとってまた登らせる。下のパーティーは登るのが早く、ザイルを回収している間に1人目が登ってきてしまった。
すぐに出発したので詳しくは見られなかったが、自分たちとはちがったビレイの取り方をしていた。
後は2~3mの小滝が出てくるくらいで難所もなく、水も涸れ詰めに入る。
藪はほとんどなかったが、上部の土は崩れやすく進みにくかった。
わざわざ枝のあるところに入ってしまったのでそこを抜けるのに少し苦労した。
登山道に出た後は道なりに下り、入渓時も使った橋を渡りバス停に戻る。

車道には車の行列ができていたが最初何があったのか分からなかった。
後から鍾乳洞があることを思い出したが、正直そこまで人が来るような所だとは思っていなかった。
バスが混んだら嫌だったがほとんどが車で来るらしく、そこまでではなかった。
この後は立川でスタ丼を食べて打ち上げとなりました。
 

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

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