二年の木元です。
谷川馬蹄形にチャレンジしてきましたが、今シーズン1番目の寒気の南下、冬型により敗退しました・・・・・・。
メンバー:L木元 比呂
【天候】
10/29 雨のちやや雪(冬型気圧配置)
10/30 曇りのち晴れ
【記録】
10月29日
6:30 白毛門登山口
9:00 白毛門山頂
9:40 笠ヶ岳避難小屋
10月30日(往路を戻り下山)
6:00 出発
8:20 白毛門登山口
【感想】
先日白毛門沢に行き、白毛門からの下山時に見える谷川馬蹄形の稜線をみてあそこに行きたいとおもい計画したワンダリング。結果からいうと見事に敗退。そんなにおれを拒むか。谷川(タニガワ)よ。順を追って話していこう(そんなにないけれど)。
10月29日(一日目)は3:00発で茂倉岳避難小屋まで行く予定だったが、6:00発となった。これは、風が非常に強く行動できないという判断をしたため。(寝坊ではない!!)しかし今から判断すると、白毛門の登りは木々に覆われているのでそんなに影響はなかったかも・・・。
さて白毛門の急登(1000mUP)を登ること1時間半。「ポツリ」。あれ?「あ、あ、あ、雨め・・・」
標高は上がる。しかし気温はどんどん下がっている。それなのに雨。「これはヤバいかも」と焦る。
そしてなんとか白毛門山頂に着く。
この後、雪まじりの天候になり、風も強くなる。我々二人は寒さに震える。
とりあえず、笠ヶ岳避難小屋まで頑張ろうということで、寒さの中進む。
そして笠ヶ岳小屋に到着。これからの作戦会議を話すつもりだったが…。
まだまだ経験が浅い私たち。予想していたが、その予想を超える寒さのフック。加えて、天候の悪化による精神的なジャブを受け、笠ヶ岳避難小屋を出ることができずノックアウト。
この日はこの小屋で泊まることに。(行動時間三時間…、情けない…)
この小屋は青山学院大学のハイキング部が建ててくれたそうで。助かりました。
そしてみるみるうちに…
この日は、比呂さんが持ってきてくれた中華料理であったまる(辛さ抜群!!!)
翌日の朝も前日と天候はあまり変わらず。
我々のメンタルはもうGO気分ではなくなっていた。
天気図から見ると、その日は高気圧に覆われる為次第に天気はよくなるとの予想だが、この寒さの中一刻も早く下りたい。という気持ちが先行。そして、ただ来た道を戻ることに…。
下山途中様々な人に、声をかけられました。
「(馬蹄形を)一周してきたの?」とか「(馬蹄形を前提に)笠ヶ岳まで頑張ったね」などお言葉を頂いたが、私たちはただ笠ヶ岳のピストンを2日間かけただけ。じわじわと敗退に悔しさが増す。さらに、天気も良くなってきていることにさえ、悔しく下山した。
最後に。
今回のワンダリング。いや~、悔しかった。今まで合宿でも敗退、撤退の経験がなかったこと、加えて自分が計画した参考だったゆえに、非常に残念で力不足を認識した。経験としてはよかったが。まあしかし、山は逃げない。来年また同じ季節に同じルートを踏破しリベンジを果たしたい。
記録 木元慎之助
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