こんにちは!新人のKです。
今回、私たちは積雪期の締めくくりとなる春合宿へと行ってまいりました!
1日目はいいお天気!
真っ白な稜線を太陽がキラキラと照らして暑いくらいでした。
美しい冬の山々をどの方向からも堪能し、シール歩行を続けます。
この天気が続いてくれれば…という願いも儚く砕け散り、なんと2日目は雨が振りました。
雨ですよ?2月の、厳冬期に、雨。
これには一同げんなり。
そして、私にとって最大の山場だったのもこの2日目でした。
1日目でシール滑降と登りに辟易していたのに、2日目の辛さはその比じゃありませんでした。
まず、トラバース。
もともとシール滑降が苦手なのもあって、斜面を歩くのにビビりまくる始末。
当然、思ったように進むことは出来ず、のろのろとスキー板を履いて活動しているとは思えないくらいの遅さで進みます。
次に、登り。
…きつかったなあ。
疲れてくると、もう脚を上げるのも辛いし、いっぱいいっぱいになってしまって、同期や先輩の声掛けにも答えることが出来ない。
雨も降り始めて、展望もなく、体力面でも精神面でもその辛さは錬成を彷彿とさせるものでした。
そして、1番問題だったのはシール滑降。
止まれないことへの恐怖で、ビビりにビビった末に転んで、起き上がることに体力を浪費し、登りでもバテるという悪循環…。
2日目は自分の積雪期の課題を嫌というほど思い知らされた日でした。
意気消沈したまま突入した3日目。
危惧されたシール滑降でしたが、2日目よりはマシになり、平坦な道が多かったのもあってなんとか無事に終えることが出来ました。
そして、最終日の4日目。
春合宿のハイライトである滑走です。
天気もだんだんと太陽が顔を出し、真っ白な銀世界にいざ自分のシュプールを刻むぞ!と出だしは思っていたんですが…
ツリーランになった途端、撃沈。
シールを付けていない分、さらに自由が効かないし、登山道からずり落ちかけ、個装解除になってしまうという有様でした…。
これにはかなり落ち込みました。
自身の技術力、体力不足をまたもや痛感する1日となりました。
今回の春合宿は自身の積雪期の課題を突きつけられた合宿となりました。
根気強くアドバイスや励ましの言葉をかけて頂いた先輩や同期には感謝しかありません。
来年、この経験を戒めとして少しでも成長できた自分でいたいと思います。
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