2021/6/22-26 72代錬成合宿飯豊隊

登山・縦走

【メンバー】

L4年新居 SL3年大佐古 上釜 柿崎 2年倉澤 野本 新人金子 高橋 福地 藤田

【行程】

6/22(火):高田馬場駅(10:30)-野沢駅(17:20)-弥平四郎登山口C0

6/23(水):弥平四郎登山口(5:00)-疣岩山(9:05)-三国小屋(10:00)-切合小屋C1(12:40)

6/24(木):切合小屋(6:00)-三国小屋(8:45)-疣岩山(9:20)-三国小屋C2(10:10)

6/25(金):三国小屋(5:00)-切合小屋(6:40)-飯豊山(8:20/9:00)-切合小屋(10:35)-三国小屋C3(12:05)

6/26(土):三国小屋(7:00)-疣岩山(7:37)-弥平四郎登山口(11:00)-弥平四郎G(12:00)

【詳細】

6/22(火):10:00高田馬場駅集合。全員体調も問題なく遅刻もなし。いいスタートだった。毎年恒例の監督のスイカで盛り上がる。他にも八ヶ岳隊のメンバーが見送りに来てくれた。10:34発の電車で7時間に及ぶ鈍行の旅が始まる。

17:20頃野沢駅到着。そこからタクシーに乗り換えて弥平四郎登山口まで。ホントはデマンドバスで行く予定だったのでバス停から1時間位歩く予定だったがタクシーだったので悪路をものともせず登山口まで運んでくれた。その後夥しい量の虫にたかられながらテント設営をやる。一発合格。素晴らしい。その後初日の行程を共有し、20:00頃就寝。

6/23(水):3:30起床。5:00出発。最初は果てしない急登が続く。新人は全員30kg近い荷物を持っているためきつそうだが結構いいペースで進む。最初に藤田が脱落し、ペースに遅れ始めるが、それでも遅いわけではない。ただ隊が離れるのは良くないため、団配を一部解除して追いつかせる。そして解除した分をそのまま前の新人に振る。全員何かを察したような顔をする。その後も前はぐんぐん進み、それを藤田が頑張って追いつく構図が続く。4時間かけて疣岩山に到着。三角点しかないがそこで写真を撮る。その後三国小屋を越えて、切合小屋に向かう。その後種蒔山越えたあたりで金子が気持ち悪さを訴える。ちょうど休憩時間に差し掛かっていたためそこで休憩させると、全身のしびれを訴え、倒れこんでしまう。両足がつったとも言い、行動不能状態になった。幕営地に近かったため、医療係の柿﨑と私以外のメンバーをSL大佐古に任せて先に行かせた。その後40分くらいで金子が体を動かせるようになったため、団配を解除し、幕営地まで向かう。その後前の隊と合流したが、そこでは雪渓が予想以上に残っており、結構急な斜面を下る必要があった。滑っても安全ではあったので、笹藪をつかみながら滑り降りることにした。その後も雪渓の上を歩く場面があった。山と高原地図に雪渓が残りやすいと書いていたため注意はしてたが、その情報を前の隊に伝えていなかったためだいぶ混乱していたようだ。申し訳ない。その後切合小屋に着く。70代秋合宿で使用していたテン場は雪渓に埋もれていたが、小屋の脇から入るテン場は大丈夫だったのでそちらを使用する。ここでもテント設営一発合格。今年は新人が優秀だなと思う。その後金子をテントで休ませ、上級生3人で水を汲みに行く。シーズン外は小屋から70m手前の赤旗のところに引水が、そこがなければ地蔵岳方面の登山道にある沢で水が汲めるということだったのでそこに向かったが、引水されておらず且つ水源地の沢も雪渓に埋もれていた。これにより雪渓の雪を溶かすことになった。その先も御西小屋の水場も雪渓に埋もれている可能性があったため最新の情報を収集しながら上ミを開いた。ここで金子の体調が再度悪くなり、今後の行動に連れていけないことやこの水場の件を考慮し、ルートを大幅に変更することを決めた。この騒動があり、食当の時間が遅くなり17:30頃夕食、19:00頃全ミ、その後水作り食当などしたのち21:00頃就寝。

6/24(木):4時起床。6時出発。撤収も問題なし。その後来た道を戻り、三国小屋へ。道中の雪渓通過時、雨が強くなりより危険度が増す。トップの野本は雪訓経験者だったのでその知識を活かせつつ登らせ、その後は20mザイルで確保しながら登った。そのため雪渓通過に大幅に時間がかかる。その後は問題なく進み、8:45頃三国小屋へ到着。その後柿﨑と金子を残し、疣岩山を全装のままピストンする。ここは道が安定しているので時折走るなどしながら進んだ結果ctの半分で到着する。新人はきつそうであったが頑張ってついてきた。その後また三国小屋へ戻るときも走った。高橋福地は35kgほどの重量にもかかわらず普通についてくるので流石だなと思った。その後のテント設営では2回目合格。慣れと疲れが出た結果だなと感じる。16:20夕食、18:30全ミ、20:00就寝。

6/25(金):3時起床、5時出発。ここで金子は上釜柿﨑を付き添いに途中下山する。8時出発らしいので見送ってもらい出発する。この日は天気が回復し、昨日よりも雪渓通過が容易だった。ピストン装備というのもあり、ctより早いペースで進む。注意していた草履塚先の岩場も晴れていたので容易に通過できた。8:30頃飯豊山に着く。そこで式典をしてスイカを食らう。山頂で古橋と福地が異様にテンション高くなる。あと古橋はスイカを切るのが上手い。食べやすいように切ってくれるのでおいしくいただけた。9:00山頂を後にして、来た道を戻る。12:00過ぎに切合小屋に到着。この日の設営は3回目合格であった。疲れが出たか。しかし最後は2:30で立てたのでやればできると評価すべきかたるんでたと叱るべきか。その後はいつも通り16:20夕食、18:30全ミ、20:00就寝。

6/26(土):5時起床、7時出発。この日は来た道を戻るだけなので特筆することはない。11:00に登山口に到着。その後林道を1時間歩き、12:00弥平四郎の集落に出る。バスが来るまでの間集落を流れる川で水浴びをする。新人の靴連れが痛そうだった。その後14:00にバスに乗り、野沢駅で降りて、解散。

反省点の多い合宿であった。詳細は総括に譲るが、2度とこのような結果にならないよう気を引き締めなおしたい。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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