75代年間方針『成長』

 

230714~18東黒沢・ウツボギ沢pw-ing

活動報告(山)

【メンバー】4年野本、3年高橋、藤田、2年弘中、山崎、新人高田、渡辺

【行程】

金曜夜に土合へ。少し雨がぱらつく夜だった。翌日の朝も雨が降っているだろうとして増水の危険に十分注意して行動する旨をミーティングで共有して就寝。

7/15

5時に土合駅を出発。小雨だ。道路を歩き10分ほどで駐車場へ。川を渡らず看板の手前を上に登ると左岸沿いの踏み跡があるため辿ると堰堤を簡単に超えられる。超えた先で入渓。雨は降ったりやんだり。少し増水はしてるなという印象。とりあえずハナゲの滝へ。単調な歩き。少し小滝があるが難なく超えられる。40分ほどでハナゲの滝に到着。いいペースだ。

おととし来た時よりも増水していた。滝上は水線を登れないとして途中の巻道を使う。滝の中段右岸にわかりやすく空いている箇所がある。濡れてて滑るが問題ない。途中スラブの岩があり慎重になる。

ハナゲの滝を超えた先にすぐ巨岩が待ち受ける。みんな巨岩を右岸から巻いたが少し大変そう。濡れるのが大丈夫なら左岸を超えることを進める。濡れると言っても脛くらいまでだ。その後も歩きと小滝の連続。新人の登攀はあまり心配しない程上達してきている。ゴルジュ帯は泳ぐことはせず左岸を高巻く。少し不安な足場であるが問題ない。

7:29。ほどなくしてヒョングリの滝。増水してたため水をかぶる。高橋がフリーで登って他は確保することに。サクッと登ってロープをたらす。弘中は滝の右側から登った。草付きがあったため怖かったが問題なく登ってた。他のメンバーもロープを気にせず登った。アッセンダーの使いかたがまだまだ練習が必要だった。その後は多段の滝が連続したが主に左岸を攻める。どんどん詰めあがると水も少なく不快になっていく。鞍部での藪漕ぎも角度見ながら高橋が歩いてくれたためノーミスで下降できた。印象的に下降は少し遅いかなと。実際コースタイムよりも時間はかかった。13時に広河原に到着。幕営。

7/16。4時半に出発。朝なのか水が死ぬほど冷たい。最初は歩き。ウツボギ沢は綺麗なナメと花崗岩が綺麗で好きだ。40分で20m滝へ。とりあえず藤田を登らせ巻道を探す。右岸の藪を少し入ると踏み跡があった。すぐに弘中を向かわせて中継役に。スムーズにコミュニケーションができた。後続もサクサクと巻道へ。落ち口が少しぬかるんでてロープたらしても良かった。その後は危険箇所はない。後ろから日に照らされ登ってく。疲れてくると高田の登攀が安定しなくなってきた。2段滝で少しずり落ちた。

詰めあがりは遡行図を忠実に登る。本当に最後まで小さい沢地形になっていて足場が下がっている。しかしその分笹のトンネルみたいになってしんどかった。結局30分くらい藪漕ぎして詰めあがった。もう少し上から詰めあがったら笹が低くて楽かも。9時ちょうどに登山道と合流した。

履き替えて下山開始。9時35分に白毛門山頂着。おととしの事故や高田の膝などから急いで下らず慎重に。相変わらず長い下り。12時半に駐車場に下山できた。急いで駅に向かって12時42分の電車に2年以下は乗って帰った。上級生は15時34分発にのんびり乗車。

<感想>

技術だけではなく、装備を信じて怖さと向き合う姿勢が必要だと感じました。2日目の日光で煌めく沢の景色はとても綺麗で、心を動かされました。

髙田

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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