75代年間方針『成長』

 

240202-04守門大岳pw-ing

活動報告(山)


【日程】

2024年2月2-4日(予備5-6)

【メンバー】

3年 L浦林,SL高橋,福地

2年 小田,中村,弘中

1年・新人 水野,渡邉, 井上, 細見


【目的】

春合宿に向けた行動力強化


【行動省察】


2/2(金) 大宮駅=(新幹線)浦佐-小出-上条C0

 上条駅到着の終電が20:27分と早いため17:30頃に大宮駅に集合。テストやレポートが終わっている人間が大半(そうじゃない人もいる)なので1回目のpw-ingよりも余裕がありそう。山をやっていると一生降りないような駅に行くことが多くてとてもワクワクする。
 上条駅では雪がいっぱい降っていた。

2/3(土)上条駅=除雪終了点S-保久礼小屋C1-中津又岳山頂P-保久礼小屋C1

 上条駅を朝6時に出て、タクシーに乗り込む。除雪点まではあっという間。突然目の前に雪の壁が現れてこんな感じなんだぁと思いながら出発の準備をする。土曜日ということもあり、準備をしている間にどんどん車が入ってきてやはり人気な山域なんだなということを再確認。
 6時45分出発。2本でC1の保久礼小屋に到着した。中津又岳の方にトレースはなく、ラッセルなどの必要もあると考えたためここで荷物をデポし、先に進む。12時に頂上に到着。

 その後切り替えて滑走を開始。頂上直下は視界があまりなく滑りにくかったが、少し降ると視界が開ける。根子岳の時とは比べ物にならないくらいの軽いパウダー。軽装・いい雪だと11人の行動であっても早い。1本で小屋に到着。雪が豊富だったため冬合宿でできなかった雪洞の掘り方を共有。




2/3(日) C1=守門大岳=冬季除雪終了点G

 朝から薄曇り。東洋一の雪庇と呼ばれるものを拝みたかったため、「視界よ、なくならないでくれ」と祈りながら大岳へ向かう。3本もかからず大岳に到着。祈り届かず、大岳山頂は爆風&ホワイトアウト。さっさと切り替えてコウクルミ沢の滑降へ。山頂直下の斜面は中津又岳と変わらずカリカリモナカ状態。視界もないためなかなか隊のペースが上がらない。1100mくらいで尾根の分岐があり、左手の大きな尾根に乗っていかなければならなかったのだが、トップの2年が間違って沢に降ってしまい、そこからの復帰に1時間近くかかってしまった。地図を引いているときに沢の方にルートを引いてしまっていたらしい。準備段階でもっとしっかり滑降のラインを確認するべきだった。反省。今までトレースがある山域やピストンの行程ばかりだったため2年はなかなかルーファイに手こずっている様子だった。952mの細尾根を超えた先に何回か登り返しのような場所があり体力がけずられる。900mちょっと上で1年井上が気に引っかかり転ぶ。左足の膝を痛めたらしく、ダンパイを解除、その後個装も解除し、小田がダブルザックで先に進む。今年の小雪のせいか、最後の沢の渡渉地点でも時間がかかった。林道に降りる手前のポイントも板を履いていては通過できないような細尾根になっており、シートラで一人一人通過した。この時点で大岳から5時間半くらい。最後の林道も重い雪&トレース無しだったためシールを履いてひたすら進む。猿倉山の脇は雪崩要注意地点。崩れた跡があったため一人づつ通過する。降雪直後はこのルートは使わない方がいいだろう。最後の最後、林道の分岐を見逃すミスがありながらも15時ごろゴール地点に到着。
やはり11人で行動すると特に降りで時間がかかってしまう。プレ春での課題点はここだろう。

詳細な記録はこちらから→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6430420.html

【感想】
今回のワンダリングでは、シール歩行は順調に進んだ一方、スキー滑降に時間がかかってしまった印象があります。ただ、スキーに不慣れな一年のことを気遣って、団配を解除してくれたり、ザックを背負ってくれたり、様々な配慮がありとても助かりました。またそれに伴い、団結力を再確認できるいい機会だったと思います。

by細見

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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