240807-10 75代夏合宿2R沢×チャリ・沢翔けるチャリの閃き隊

沢登り

【メンバー】L4年高橋、SL4年福地、2年木俣、2年渡邉、新人島田

【行程】

8/7(水)帯広駅Sーナウマン公園キャンプ場C13.5h
8/8(木)C1ー翠明橋公園C24h
8/9(金)C2ーニオベツ川野塚岳南西面直登沢ー野塚岳ー豊似川二俣C39h
8/10(土)C3ー帯広駅G5.5h

【行動省察】

8/7(水)

 6時に帯広駅南口集合。帯広駅は6時に開くので、しばらく各自で準備をする。諸々の確認を終え、6時20分ごろに出発する。本計画の自転車ルートは、基本的に国道236号線をひたすら南下するルートである。出発してしばらく、帯広駅周辺では、信号が多くストップ・アンド・ゴーを繰り返す。荷物が多く、今合宿において自転車活動が初めての部員がほとんどであったが、走行に問題はない。

 7時45分、幸福駅跡に到着。まだ朝が早いからか、他の観光客はいない。行程にも余裕があるので十分に休憩をとる。

 9時40分、道の駅忠別に到着。道の駅にほとんど隣接しているキャンプ場で幕営するため、この日の行程は実質終了である。キャンプ場のチェックインは13時からなので、それまで道の駅でゆっくりしたり、温泉に入ったりして休憩した。

 その後、キャンプ場に向かっている際に、渡邉が使用している自転車がパンクした。テントサイトの目前であったため、押して歩き、ひと段落してから修理した。

8/8(木)

 4時に起床して朝食を済ませる。雨が数時間する予報だったため、2時間ほど待機してから出発する。出発してしばらく走行すると、再び渡邉が使用している自転車がパンクした。念のためチューブだけでなくタイヤも交換した。

 国道336号線との分岐を過ぎると、交通量は一気に少なくなる。牧場地帯をひたすら走ると、次第に登り基調となる。斜度が高い箇所はなくじんわりとしたヒルクライムなので、ペースはさほど遅くならず走行できる。登りが終わると、すぐ4km強の長さの野塚トンネルがある。長いトンネルを抜けると、少し下ったところに翠明橋公園がある。

 12時40分ごろ、翠明橋公園に到着。トイレや休憩所がある。湧き水が出ており、時折やってきた人がたくさんのペットボトルに水を入れていく。今日はこの公園で幕営させてもらう。

8/9(金)

 沢の記録の詳細はこちらを参照ください↓

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7117795.html

 3時起床で5時に沢装備を着けた状態で出発する。チャリは3人が他の部員に借りているので、沢靴でチャリに乗るのは少し申し訳ない気はしていたが、行程が終わったら拭いてから返せば良い。

 野塚トンネルまではすぐで、しっかり装備をつけて、少しセーフティトークをしてから入渓する。L以外は夏合宿が始まってから初の沢(つまりは初の北海道沢)なので、最初はいつもより慎重に行動する。とはいえ最初は足慣らしにちょうど良い河原歩きなので、どんどん歩く。

 この沢は滝はそこまでシビアではなく、スイスイ楽しく登れる。大きな滝として警戒したいのは15m滝が2つあると思っていたが、どちらもそこまで問題なかった。1つ目は右壁を登って後続だけロープでビレイし、2つ目はロープは出さなかった。(正直2つ目の15m滝というのは滝が連続しているせいで、どれのことかよく分からなかった。)

 とはいえ、上部は傾斜が強いので気を抜いて落ちると危ない。ロープは出さない分、慎重に登攀するように呼びかけた。

 適当に詰めて三角点で写真を撮ったら、ガスっているのでとっとと下山してしまう。地形図上では登山道の線が引かれていないのも納得の道を行くが、そこそこ歩きやすいところも多い。人も動物もよく通るのだろう。

 支尾根に入ってからはずっと笹被りになっていて、時々しっかり薮漕ぎになる。76代秋合宿で弘中が藪漕ぎをしたいと言っているらしいので、2年生をずっとトップにしてみる。非常に不快だったらしい。ぜひ76代秋合宿で藪漕ぎをしてほしいものだ。

 最後は↓みたいな視界になった。ぜひ76代秋合宿で(以下略)

 幕営は野塚トンネルから自転車で少し進んでから沢に降りて河原で。焚き火をしてゆったりして楽しむ。夕方は天気が持ってくれて非常に快適だった。

8/10(土)

 起床、朝食、準備を終え、5時に自転車で出発する。7日、8日の2日間で通ってきた道を帰るルートであり、ルートに不安はない。はじめ十数kmは下り基調で気持ちがいい。

 7時前、島田が使用している自転車がパンクした。チューブを確認すると、リム打ちパンク特有の跡がついていた。チューブを交換して再出発。空気圧が小さかったこともあるだろうが、積載量が多く、そのほとんどがキャリアについているため、後輪にかかる荷重が大きいと考えられる。

 その後は順調に走行し、10時40分、帯広到着。

【感想】

 沢活動と自転車活動を掛け合わせた,いい意味で欲張りな活動だったと思います.私は普段自転車活動を主として行っていたので,沢登りのための移動や河原での宿泊は刺激的でした.自転車での移動も,普段の活動とは異なります.特に,装備の量は比べ物になりません.自転車装備に加え,沢の装備も積載するため,重量は相当重いです.動き出しは鈍く,ふらつくこともありました.ザックをキャリアに括り付けるのにもコツが必要で,慣れないうちは走行中にずれないか心配しました.自転車活動には慣れたと思っていましたが,新たに苦労するポイントがあり新鮮でした.

 沢×自転車の活動にはさらなる可能性があると思います.複数の沢を自転車でつないだり,あるいは他の隊と連携することでより複合的な活動ができるのではないかと考えてしまいます.本計画のスタイルを改良したり,新しい発想をしたりして,楽しい活動を追い求めていきたいです.

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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