240905-07 槍穂高w-ing

登山・縦走

【日程】2024年09月05日~07日(予備8日、9日)

【メンバー】3年小田 2年渡邉 野本OB

【目的】岩稜歩きを楽しむ

1年前から計画していた奥穂高
半年前ぐらいから声をかけていた渡邉と経験豊富な野本さんの3人
テントはゴアのジーライト、狭いが軽量化を考えるとやむを得ない

1日目
上高地を5時半出発、平日の朝ということで観光客はほとんどいない。
0.6倍で進んでいく、槍沢ロッジから一気に上げていく。
最後の方は寝不足の影響か、渡邉がそこそこ疲れていた。
槍にいつ行くか考えていたが、ガスってきたこと、疲労を考慮に翌日の朝にした

2日目
4時起きで槍の穂先にアタック、もう30分早くても良かった。
そそくさと写真撮影を済ませ、北穂高方面にスタート
天気が良く、みんなテンションがあがる。
この日も0.6倍で歩いていく。南岳小屋まできて、いよいよ大キレット
進んでいると、あれいつの間にか長谷川ピーク。野本さんも結構怖そうだ。西側は体感でいうと垂直に切れている感じ。
次は、飛騨泣き。2人はこの日はここが一番怖かったそうだ。ただ、鎖・ホールドはしっかりある。
北穂高小屋につくと腹が減っていたのでパスタを注文。雲一つない小屋で食うパスタも旨いもんだ。
そこからは、涸沢ヒュッテまで一気に降りる。最初の200メートルぐらいは手も使う岩場だった。
涸沢につくとなんだか、イベント(涸沢フェスティバル)がやっていた。トークショーなどを楽しみ、おいしいカレー食った。

3日目
この日も4時起き、すでに穂高岳山荘にはいくつかのパーティーが登っている。
5時すぎに出発、いいペースで上がっていく。この日は土曜日ということもあり結構山荘までは混んでいた。狭いところもあり、すれ違いで結構待つ。
山荘についたら、休憩し奥穂高へ。ブロッケン現象が起きていて綺麗だ。
奥穂高につくと、槍から歩いて来たルートを一望出来た。気持ちが良く20分ほど滞在
そしていよいよ、ジャンダルムへスタート。
まずは馬の背、高度感抜群だ、しっかり掴んで足をゆっくり下ろしていく。
次はロバの耳。自分はここが一番意識を使った。一歩一歩がデカい。トラバースもキレキレだ。ジャンダルムまで予定よりも時間を使う。
最後はジャンダルム、最初西穂高方面に巻いていくルートを見つけられず渡邉が中途半場な斜面から登るが2人は一回降りてもう一度探す。かなり西穂高方面に左から巻いていくとルート発見。ここでも時間をちょっと使った。ジャンダルムはガスっていて展望はいまいち。ただ、ここまで来た達成感でメンタルは満たされていた。
ここからは下り、天狗のコルまでは岩稜を下っていく。
天狗のコルからは一般登山道ではないガレ場を下る。いつかの地震の影響で登山道が無くなったらしい。一歩だすごとに落石が連続する。目を凝らすと丸印があるが、正直そこまで当てにならないので、動かなそうな大きい岩を選びながら下る。
岳沢小屋からは2本かかる予定だったが、沢隊の下山をして1本で上高地まで。
温泉に行った後、松本の焼肉屋に行き、たらふく食った。

感想
大キレット、ジャンダルムは3点支持を確実に行えばそこまで心配はいらないと感じだ。ただ、高さに対する恐怖感は人それぞれなので始めていく人は注意。
雨で濡れると難易度は数倍上がりそう。
このルートで行く場合は岩稜歩きだけではなく、強度もそこそこあるのでその辺の体力面はあまり考える必要がないメンバーで行きたい。
涸沢まで降りる必要は特段ないので、平日に行くなら上で幕営しても良いかな。
西穂高までいって上高地まで降りてきても良い。

詳細の記録、写真は以下のリンクからご確認ください!

槍穂高周回ルート – 2024年09月05日 [登山・山行記録]-ヤマレコ

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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