75代年間方針『成長』

 

有馬峠w-ing 2019/6/30

自転車

こんにちは。2年のSです。毎日雨続きですがいかがお過ごしでしょうか。盛夏の到来が待ち遠しいです。

今回は今までに行ったことのない峠に行こうというコンセプトのもと、秩父は有馬峠に行ってきました。朝9時ころに西武秩父駅に集合。どうもあまり天気は良くないよう。雨に降られたくないなあと思いながら出発。今日が自転車初体験の新人N。140号線をひたすら南西に向かって走ります。左を走るのは蒸気機関車を走らせていることで名高い秩父鉄道。鉄道ファンとしては気になるところ。

そのうち針路を南にとる73号線にのり140号線と別れます。秩父鉄道の跨線橋を越えたあたりから少しずつ勾配が急に。細かなアップダウンを繰り返し、視界に広がり始める南北方向に長いダム湖。トンネルもいくつかくぐります。彩の国キャンプ場の手前付近で休憩をはさみます。意外と上りも半分まで来ていました。周囲はせせらぎが流れており、何となく奥入瀬渓流をほうふつとさせます。ただここからが長い、長い。車通りも失せ蛇行する山道をひたすら4台の自転車が峠を目指し走る、走る。1時間ほど上ったにも関わらず、現れない目的地。”新宝島”の歌詞のようだと思いながらこぎ続ける。救いは霧が次第に晴れ、青空がのぞき始めたこと。いいぞ、太陽。結局一本では峠にたどり着かず、さらに30分ほどかけてようやく到着しました。新人Nも一安心。酢昆布がうまい。

そこからは待望の下り。個人的には自転車で一番好きな瞬間です。今まで息も絶え絶え登ってきた道のりの、その労力を、短時間で消費してしまう爽快さ。ワンゲル活動で自転車の下りより速いスピードを出せる瞬間はそうありません。恍惚。安全に気を配りながらなので思った通りに走ることはなかなか難しいですが、それでも風を切る気持ちよさはなかなか味わえないです。快い下りのためならいくらでも漕げる気がする。

15:00頃に再び西武秩父駅前にたどり着き、今回のワンダリングは終了!新人Nも無事けがなく、初めてのチャリワンを楽しめていたようでよかったです。

(追記)最近鉄道でのアプローチが多くうれしいです。どうやってスタート地点に辿り着くか、家路につくかを考える楽しみがあるのもワンダリングのいいところだと個人的には思っています。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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