7月26日にPWで3年の小林先輩、中嶋先輩、新人の市川と自分で八丁峠から両神山のピストン、坂本に下山するコースを行きました。
錬成合宿後の初めてのワンダリングで自分がどれだけ成長したのか楽しみだった一方、テスト期間中であまりトレーニングができなかったので体力が落ちているのではないかと不安でした。予定では9時間行動で今までのワンダリングで一番長い行動時間かつ、鎖場の多いチャレンジングなコースなので、緊張感をもってワンダリングに臨みました。
土曜日出発でその日の夜は登山道で幕営し、自分はその夜に初めてシュラポンをしました。凄く星が綺麗だったです。中嶋先輩が本を持ってきていたので、自分も寝ながら読む本を今度持っていこうと思いました。(荷物になりますが…)
5時に起床してみると隣に寝ていたはずの新人の市川が足元にいたので、よくここまで移動したなぁと驚きました。聞いてみると、ちょうどいい寝所をシュラフに入ったままイモムシみたいに探していたらしいです。朝ごはんを食べた後6時に登り始めました。
両神山は西峠まで登り下りが多く、西峠から山頂まではもっと険しい岩道が続いて、距離の割には時間がとてもかかりました。20分かかっても100mしか進んでいない…ということが多くありました。しかし、普通の坂道を登るよりもスリルがあって楽しかったです。自分は鎖をよく掴んで登り下りしたので、今度は鎖にもあまり頼らないでみたいです。また、目の前だけを見るのではなく、周りをみながらいいホールドを探す余裕も次回はできたらなと思います。
新人の市川と自分は初めての一緒の登山で、とても軽快な足取りで岩道を歩いていたので流石ワンゲル部出身だなと感心しました。暑い時期なので登山者はあまりいないのではと思っていたけれど、百名山で観光地ということもあり、結構登山者とすれちがいました。山頂では小林先輩が持ってきた蒟蒻ゼリーを食べ、限られた日陰で長めの休憩をとりました。そして鎖のある岩道も下りの方が楽なので、山頂に向かう時よりもスムーズに帰りは下りました。しかし気温が高く、水が2Lでは足りなかったです。水の貴重さを改めて実感しました。沢の冷たく美味しい水を飲めた時は生き返った気分でした。
急な道もどんどん進みます。
一見難しそうな道に見えても鎖があったので登れました。
両神山山頂で神様に祈るポーズ
慎重に進みます。
いい足場を見つけるのが大切でした。
小林先輩のかっこいいポーズ。
八丁峠から坂本のくだりは沢の脇の道を行ったのですが、土が固まっていないため歩きづらく、何度も滑りました。特に2mくらい滑り落ちた時はとてもヒヤっとしました。次回は疲れても安定して歩けるようになりたいです。
登山道には結構ごみが多くちらかっていたのですが、中嶋先輩がごみを拾い始めたのでとても感心しました。見習いたいです。
今回のワンダリングでは岩道を登る練習ができて良かったです。夏合宿に向けてもっと体力をつけます!
新人 實野佳奈
コメント