振り返りたくなる夏合宿沢ラウンド

日常・感想

 

こんにちは。

新人の藤田です。今さらながら夏合宿の沢隊の行程について書かせてもらいます。余談ですが、皆さんは武闘家のラーメンは好きですか?自分は食べて胃もたれしました。*ファンの方申し訳ありません。

 

一日目

沢隊は仁淀川の源流である面河本谷に挑みました。初めは大岩が多く、その隙間に体を捻じ込むように進みました。深く水にも浸かりザックが重くなり、まるで洗い茶の茶袋状態でした。そんな中佐々木さんのさり気ない優しさが垣間見え、ほれてまうやろーと叫びたくなりました。一部誇張がありますが・・。兎も角、大岩が少なくなっていくにつれ、素晴らしい沢景色が見えてきました。そして、アブも。渦を巻くように集ってくるアブはコスズロと呼ばれているらしく、綺麗な川にいるそうで、まあ綺麗な私達を見て寄ってきたのでしょう。特に佐々木さんがお気入りのようでした。それは合宿中変わらず、他の隊のメンバーもそのことによって被害を軽減できました。すいません・・・。そして、キャンプ予定地の一歩手前で雨が降ってきました。仕方なく近くにツェルトを張り、雨を凌ぎました。

二日目

朝になると天気もかなり回復していて、水量もそれほど多くはありませんでした。そして、今回沢の目玉の一つである御来光の滝に辿り着きました。山の景色にあまり心が揺れ動かなくて、たまに先輩に怒られる私も本気でスゴイなと叫びたくなりました。そんな滝でした。その後旧登山道を登りましたが、ただのヤブ漕ぎでした。これ錬成越えてないかと思うような傾斜を乗り越え、その後は緩やかで景色の良い道を歩きました。そして、遂に石鎚山に辿り着きました。まさに西日本最高峰に相応しい、石鎚っぽい感じの威圧感のある山でした。普通の観光客もいて、下界臭プンプンでした。思ったより行程が進まなかったため、その後二の鎖小屋の近くの避難小屋に泊まりました。そして、自分は体調を崩しました。

三日目

天気は曇り。そして自分の体調もあまり良くなく、登山道も想像以上に藪で一杯で道に迷うなどして、あまり進めませんでした。そのため、近くの林道を使うことになりました。沢の入渓点付近に泊まる予定でしたが、C2予定地に泊まることになりました。これは、自分のせいであり、隊の方々には申し訳ありませんでした。シラサ避難小屋は想像以上に綺麗で気持よく休息が取れました。

四日目

天気が雨となり停滞することになりました。流石に沢に入るのは危険でした。昼頃になると小屋にカメラマンのおじさんや若い社会人の方も来られお話もしました。

五日目

天気が回復して、吉野川の源流である白猪谷を遡行しました。沢の水はとても綺麗で、とても美味しかったです。遡行図は無いため、ある意味ワクワク感はいつも以上でした。すぐ横に旧登山道のような道がありそれを使いながら、順調に進みました。しかし、詰めの部分で地盤がとても緩く木や石などの障害物が多くとてもキツイものでした。自分も大きな落石を起こしてしまい、登山時の不注意は自分の命だけでなく他人の命も簡単に脅かすものだと実感しました。それでも、なんとか登りきり瓶ヶ森で校歌斉唱など行いその近くのヒュッテに泊まりました。天気に恵まれなかった沢ラウンドも最後は快晴で、とろけるような夕陽と六等星まで見えるような満点の夜空でした。

六日目

帰りはただひたすら下りました。上手い感じで小山さんに歌ってもらおうとするもタイミングが合わないまま、下ってしまいそのままお風呂に入りました。終わりです。

 

まだまだ暑い日も続きますが、OBの方々、部員の皆さん、お体に気を付けて下さい。

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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