68代夏合宿 自転車 2017/8/3-26

自転車

こんにちは!チャリ隊新人の川端です。
終わってしまいました、夏合宿。
さあ、どうやってこの合宿をまとめよう。
うーん…………
あ!あいうえお作文はどうでしょう!
お題は今回の夏合宿の舞台である北海道でいきましょうか。

まずは、ほっかいどうの「ほ」から。

「ほ」くほくホタテ

北海道のご飯は美味しい!その中でも、クッチャロ湖畔で食べたホタテ貝の味は忘れられません。私達は3ラウンドでクッチャロ湖畔にて幕営をしましたが、そこでソフトクリームを売っていた埼玉県民のかめじいからホタテ貝を頂きます。

 


バターと醤油をかぶったホタテちゃんが貝の間からパカーっと…!



ああ、美味しい…。夕日をバックに、こんな大ご馳走、これほどの幸せがあっていいのでしょうか。


腹が減っては戦はできぬ。ホタテ貝だけではなく、毎回の食事が私達の血となり肉となり、長い道のりを漕ぎ切るだけのパワーとなるのでした。ごちそうさま。

「っ」づく道

北海道の道は広い!長い!そして、信号が無い!平地でこんなに気持ち良くチャリを飛ばせたのは生まれて初めてであります。



どこまでも伸びる道の両脇には、これまただだっ広い牧草地。緑の上にはパラパラと麦稈ロール(牛の餌や寝床になる枯れた麦のシートを丸めたもの)が散らばっていたり、牛さんや馬さんがのんびりとくつろいでいる姿もみられます。

ああ、私の未来にはこんなに真っ直ぐな道が伸びているわけではないのだろうなあ。いや、強いていうなら幌尻岳登山口までのダート道(舗装されていないジャリ道)くらいが刺激があっていいのかな。


「か」あちゃんにも見せたいな

今合宿のチャリ隊では、各ラウンドごとに登山が計画されました。
幌尻、大雪、利尻岳です。
どれも山頂では空が晴れ渡り、素晴らしい景色を見ることができました。母ちゃんにも見せたいな、そう思わせてくれる山々でした。

登山口までの道のりが長かった幌尻。

 



火山独特の山肌が魅力的な旭岳。

 





雲海と海の対比が新鮮な利尻。

 



一つ一つの山の個性が感じられた山行でした。

「い」ンド人にも負けてない

夏合宿の風物詩、日焼け。毎日、日焼け止めを塗ったんですけどね。合宿前は台風が心配されていましたが、行動中に雨が降ることは思ったより少なく、強い日差しを浴びながらのツーリングの毎日でした。はあ、冬までには白くなるのかなあ。

「ど」こにいってもあたたかい人達

道中、多くの道民と触れ合い、時には助けてもらいました。

序盤でトウモロコシ、ニンニクをくださった畑のおじさん。

 

幌尻の下山で追い越し、追い抜かれ、最後は自家製のウリを切って分けてくれたカートを引きのおじさん。

 

これまた幌尻で荷物を町まで届けてくれたガイドのやっさん。

 


ここに載せきれないほど、たくさんの方々に出会い、励ましてもらいました。
おかげで旅の楽しさも増し、毎日の食事も随分豪華になりました。
皆さん、ありがとう!




「う」みは広いな大きいな

海岸線を走ったのは、旅の序盤と終盤。ワンダリングでは峠を中心に走ったので、合宿で海岸沿いを思う存分満喫できたのは嬉しかったですね。中でも、ラストスパートで小平町のキャンプ場へ向かうまでのオロロンラインは印象的でした。海風に吹かれながら、ウミネコ(カモメ?)と一緒に走るあの爽快感!

 

海といえば、宗谷岬もいい思い出となりました。写真からメンバー一同の達成感が伝わってきます。

 

約1ヶ月にわたる合宿を1ページのブログで表現するなんて無理な話です。私が合宿で感じた気持ちを伝えきれないのが悔しいです。
18歳の夏にこんなに大きな満足感を得てしまっても良いものか。東京に帰ってからは、日焼けした腕を見つめ、ひたすらそんなことを考えています。

ああ、また行きたいな、北海道。

 

川端

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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