【メンバー】
L市川 SL伊藤 二年熊倉 洪OB H光コーチ夫婦
【行程】
5/2 7:00東京=15:30京都=車移動=橿原C0
5/3 橿原=8:00筏場~9:00入渓点~遡行~14:30小屋跡・遡行打ち切り点~たき火~17:00下山=車移動=前鬼川入渓点
5/4 7:30前鬼入渓~9:30大滝~16:00泊適地~C1
5/5 5:30行動開始~8:50つめあがり~9:20つめあがり終了~11:30釈迦ヶ岳山頂~13:30二つ岩~15:00下山
【5/3】黒倉又谷遡行
台高山脈の黒倉又谷へ。筏場の駐車場に車をおいて、林道を歩いて入渓点へ・・・行こうとしたが完全に油断していたせいで、白倉又の林道を歩いてしまう。引き返して、川沿いに引かれた大台ケ原への登山道を歩いていく。前夜の雨のせいで川の水が少し多い。
橋の袂から入渓。初っ端から泳ぎを強いられる。何とか突破する。右岸に巻道があったため、いざとなればそちらを使うこともできる。
沢は全体的にうっそうとした感じで奥多摩の沢に雰囲気的に近いものがあるが、渓が大きく水量が多いので楽しい。
しばらく歩くと廃小屋があるので、そこで遡行を打ち切った。難しいところも巻道があるので、登ろうと思えば登れる沢だった。下山が少しわかりにくいので、注意して下る必要があると思った。
【5/4,5/5】前鬼川遡行
前鬼川は最初の駐車場から少し歩いたところから入渓した。川幅が大きく、水が透き通っている。白い巨岩が何個もごろごろと転がっている渓相は今までに見たことが無いもので、とても印象的だった。
岩が一つ一つ大きいので、体力を使う。しかし危ない所でしっかりとロープを出せば、難しい所はなかった。
なかなか進まず、16:00にようやく泊適地についた。
次の日は、しばらく歩くと一度遡行図にはない大きな滝に出くわした。右岸のガレガレのルンゼを巻く。しばらく歩いていると、伏流となってまた水が出て、つめあがりになった。細く水が流れるルンゼ状のところを登り、藪のない斜面を稜線に向かって登ると、登山道についた。つめあがりがとても快適で楽だった。
その後は釈迦ヶ岳・深仙の宿・大日岳と縦走して、前鬼に下山した。釈迦ヶ岳には人がたくさんいた。
体力を使うので新人を連れて行くときは無理のない行程を組む必要があると思った。しかし、沢自体はとてもきれいで見せどころも多いので、ぜひ夏合宿の主眼に据えたいと感じた。
市川
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