75代年間方針『成長』

 

高水三山 2006/4/9

登山・縦走

奥多摩高水三山公募山行報告書

日時:2006年4月9日
メンバー:L池田 SL御手洗 春田 柳瀬 他新入生・新人8名

地形図:武蔵御岳〔1:25000〕
 


 
<4/9>
9:11軍畑駅9:38-高水山登山口-高水山常福院-岩茸石山-惣岳山

 新宿駅10番線ホーム7:15集合。さすがにみんな眠そう。朝早くに集まってくれてありがとう。休日のうえ、絶好の登山日和だからだろう、青梅線直通のホリデー快速おくたま号は登山者やボーイスカウトでいっぱい。自分と同じくボーイスカウトをしていた新人と昔話に花を咲かせながら、青梅線軍畑駅へと向かう。

 9:11軍畑駅着。今日4月9日は、高水山常福院では獅子舞の奉納を行なう祭りを催しているそうだ。なんでも、東京の三匹獅子舞の中ではかなり規模の大きなものらしく、案の定軍畑駅も多くの登山客で賑わっていた。まだ、ワンゲル体操(仮)に慣れていない新入生、新人たちと軽く準備体操をして、いざ出発。

 同期の相馬は新歓合宿の調査ワンダリングに駆り出されているため、2年は自分ひとり。必然的にL兼トップをやることに。はじめ小一時間は車道歩き。各々くっちゃべりながら歩く。登山口にて写真を撮り、かるく一本。

 登山道は初っ端からやや傾斜がきつめ。新入生、新人たちは大丈夫だろうかと後ろを振り返ると、誰一人遅れることもなく、どの顔にも「余裕ッスよ!」と書いてあった…ような気がする。元気があってよろしい!自分にとっても山は久々だったが、やはり山はイイ!気持ちよく快調に登っていくと、あっという間に常福院に到着。

 常福院ではすでに祭りが始まっており、たくさんの登山客、参拝客で溢れていた。三匹獅子舞はサイズこそ想像していたよりも小さなものであったが、それでも独特の雰囲気を放っており、みなしばしその東京の誇る伝統的文化に魅入られていた。出店にて、綿菓子を無料で配っているのを目ざとく見つけると、あつかましくもみんなしてもらいに行き、おいしくいただいた。祭りが一段落したところで食当開始。普段山ではあまり作ることのできないラーメンを作る。さらに先輩たちが早朝心をこめて作ってきてくださったおにぎりや唐揚げ、卵焼きなども加わるとかなりのボリュームに。新入生、新人たちも喜んでくれた様子。我らがワンゲルの麗しき女性達(通称ワンギャル)は食後のデザートといわんばかりに再び綿菓子をもらいに行っていた。うーん、それ3個目くらいいってるんじゃないですか?

 一部の新人は獅子舞を名残惜しそうに見ていたが、そう長くもいられない。お腹もふくれて、力も蓄えたところで出発。高水山から先は尾根伝いでほとんどアップダウンもなく、快調に歩みを進める。岩茸石山山頂近くの見晴らしの良い所で新入生・新人による初パオーン!彼らの口から放たれた魂の雄叫びとは...!?

「萌えーーーー!!」
こらこら。
「メイド喫茶最高!!!!」
…心のそこからの叫びでないことを願う。

 こんなのばかりかと思って半ばあきれながら聞いていたところ、新入生の一人がすばらしい一言を叫んでくれた。
「入部しまーーーーす!!」
Good job!!これですよ、待ってたのは!

 こうして新人が新たに一人増えたところでサクッと高水三山中最高峰の岩茸石山山頂へ。全員で記念撮影をし、その後もサクサク進んで惣岳山も登頂し、のこすは下りのみ。ここでワンゲル文化をさらに知ってもらうべく、おなじみの一声。「歌いまーーす!」ノリのいい新人はここでも美声を披露してくれた。歌いまくっていると、あっという間にゴールの御嶽駅に着いた。

 最後は駅のすぐ近くの河原で軽く打ち上げ。ここでも一人、川に魅入られた新入生がボートやりたさに入部表明。かくして公募山行は最高の形で幕を閉じた。

 みんなお疲れさんっ!

  (ikeda)
 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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