75代年間方針『成長』

 

丹沢 源次郎沢 2004/5/30

沢登り

丹沢・源次郎沢ワンダリング報告書
日時: 2004年5月30日

メンバー:
Aパーティー
L 渡辺OB(46代) SL 山野OB(48代) 柳瀬(2年) 古川(2年) 鳴海(新人) 米山(新人)
Bパーティー
L 青木コーチ(45代) SL 只野OB(48代) 辻(4年) 廣光(2年) 栗原(新人) 御手洗(新人)

地形図: 大山、秦野 (1/25000)

戸沢山荘―モミソ沢出合付近(6:00)―戸沢山荘(8:40)―源次郎沢出合(10:40)―花立山荘(14:55)―天神尾根―戸沢山荘(16:10)―大倉(18:10)―渋沢駅)
 


 
5月30日

 朝4時30分起床、後発隊がコンビニの冷たい飯を食っている横で温かいご飯とスープをいただく。青木さんが来るまで、残りのメンバーで懸垂岩付近で懸垂下降の練習を行う。一時間ぐらい練習すると新人の四人もだいぶ上手くなったようだ。その後キャンプ場まで500mほど練習の意味をこめて川を遡る。なかなかきれいな川で気持ちがよい。しばらく行くと高さ20mはあろうかという堰堤に出くわした。ものすごい迫力で水しぶきを上げており、新人2人はしばし興奮気味の様子。マイナスイオンに日頃の疲れを癒された後、やぶをこいてキャンプ場へ。後ろの隊がずいぶん遅いと思ったら泳いでいたらしく、防水が上手く出来ていなかったY山はびしょ濡れになったいた。新人も防水の大切さを身を持って体験したようだ。

 10時40分源次郎沢出合、Aパーティーが先に出発したが、Bパーティーがすぐに追いついてしまった。天気予報では午後から雨だったが午前中はかなり晴れており、気分の良い沢登りを楽しめた。F4など昨日は巻いた滝もザイルを使ってがんがん登っていく。流れるようにザイルを使いこなしている辻さんがかっこいい。そして最大の難関であるF5-3段10mの滝に差し掛かる。さすがにこれは登れないという事で高巻きするが、かなり怖い場所でおそるおそる通過する。別ルートを巻こうとしたAパーティーははまってしまった様子で、先に行ったBパーティーは30分ほど待つことに。遅いのでさすがに心配になって様子を見に行くと、結局一回下りてBパーティーと同じルートを来たようだ。高巻きの、ルートファインディングの難しさを考えさせられる。その後一時間ほどでようやく尾根に出た。残念ながら曇っていて富士山は見えず、新人はちょっとがっかりした様子。まあ次に来たときは見えると思うから頑張れ。記念撮影を取って、明日テストだけど週末沢登りで勉強してないよ~などと、戯れ言をぼやきながら30分ほど小屋前で休息。

 3時20分花立山荘出発、昨日今日で通算3回目となる天神尾根を下る。自分で決めたとはいえいいかげんこの道は飽きた・・・。そして4時10分に戸沢山荘に着き大倉までひたすら歩く。実際最初からいるメンバーはかなりの運動量である。大倉の風の橋が見えてくると2年、新人はなぜかバス停まで走り出す。新人では御手洗が一番速かったようであるが、一番の座はもちろん私がゆずらない。そして丁度到着したバスに乗って渋沢駅に向かい、キンキンに冷えたビールで打ち上げをして解散した。新人の初めての沢登り、そして自分が初めて出したワンダリングが成功して本当によかった。最後に今回いそがしい中来てくださって、色々教えてくださったOBの皆様どうもありがとうございました。
 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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