74代錬成合宿八ヶ岳北上隊記録

活動報告(山)

【日程】

6/10~16 C3予備2

【メンバー】

L4年峯岸 SL3年高橋 2年小田 2年中村 新人数井 新人斎藤 新人高田

【行動計画】

月/日(曜日)

行程

予時(CT)

6/10(土)

東京=小淵沢駅C0

0h

6/11(日)

C0=富士見高原ゴルフコースBS-編笠山-青年小屋C1

6h(5h)

6/12(月)

C1-赤岳-横岳-硫黄岳-夏沢峠-根石岳-黒百合ヒュッテC2

10h(9h)

6/13(火)

C2-根石岳-中山峠-中山-麦草峠-茶臼山-縞枯山-坪庭-北横岳-双子池ヒュッテC3

8.5h(7.5h)

6/14(水)

C3-蓼科山-蓼科山登山口G

6h(5h)

6/15(木)

予備1

 

6/16(金)

予備2

 

 

【行動結果】

【行動詳細】

6/10(土)

6/11(日)

6/12(月)

高田馬場駅=小淵沢駅C0

C0=蓼科山登山口-

蓼科山-双子池C1

行動時間:6h(8h)

予定時間:5.5h

青年小屋 C2(停滞)

15:30 高田馬場駅

19:40 小淵沢駅

 6:00 小淵沢駅

 6:20 富士見高原ゴルフコース

6:00 起床

19:00 就寝

11:00 編笠山

11:40青年小屋

11:30 2420m付近

12:20 2460m付近

12:45 編笠山

14:00青年小屋

6/13(火)

6/14(水)

6/15(木)

C2-権現岳-赤岳―

行者小屋C3

行動時間:10h

予定時間:8h

C3-赤岩の頭―箕冠山―根石岳-東天狗岳―中山―

高見石小屋C4

行動時間:9.5h

予定時間:7h

C4-麦草峠-茶臼山―縞枯山―北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅=山麓駅=茅野駅

行動時間:4h

予定時間:6.5h

4:30 青年小屋

6:40 権現岳

12:20 赤岳分岐

12:50 赤岳

14:30 行者小屋

5:00 行者小屋

5:25 赤岳鉱泉

7:15 赤岩の頭

8:15 オーレン小屋

9:40 箕冠山

10:00 根石岳

10:40 東天狗岳

12:00 中山

14:30 高見石小屋

 5:00 高見石小屋

 6:15 麦草峠

 8:00 茶臼山

9:00 縞枯山

9:55 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

10:30 山麓駅

12:00 茅野駅

※予定時間:『山と高原地図』コースタイム+休憩時間

【記録】

6/10(土)

15:30 高田馬場集合。錬成合宿初日ということで新人はどこかに緊張したような面持ちだが、なんだか楽しそうだ。ザック重量は25kg。16:00に小淵沢に向けて出発した。

小淵沢の駅は都会っぽくはあったが、交流センターで寝ることを許可してもらえたため快適にステビができた。駅構内も綺麗で展望台まで完備されていた。

6/11

6:00 タクシーに乗り、富士見高原ゴルフコースの登山口まで向かう

6:15 登山開始。最初はゆっくり歩きウォーミングアップしていたが、いきなり斎藤が遅れ始める。新人男子2人と斎藤の隊で分隊し、編笠山まで向かうことにした。

先発隊は順調にペースを上げ錬成をしていたが、行動開始2時間程度で体調を崩し、様子を見ながら進むことに。一方の斎藤も重たい荷物になれなかったのか過呼吸気味になってしまったのでこちらも様子を見ながら進むことになった。編笠山までに合流するつもりでいたが、200mの標高差が埋まらず分隊したまま終えることにした。

後発隊が2420m地点に差し掛かった時点で事件が起きる。斎藤が高所恐怖症を訴え、動けなくなったのだ。ここで立ち止まっていても低体温症になる可能性があると考え、団体装備、個人装備ともに解除することになった。足場が悪く装備移動が容易には行えない環境だったこと、2人ではすべての荷物を解除できないので先行していた小田と高橋に無線で協力を要請した。後方隊は足場が安定する中腹まで移動したのち、12:20に小田と高橋と合流、斎藤の団体装備と個人装備を4人で解除し、先発隊の2h遅れで青年小屋に到着した。

行動時間がコースタイムの1.3~1.4倍になっていたことをふまえ、6/13(火)の宿泊地を黒百合平ヒュッテからオーレン小屋に変更することをミーティングで決定した。これにより休憩あり予定行動時間は10hから8hに短縮され、1.4倍で行動したとしても16:00までに幕営完了できると判断した。

6/12

天気が悪かったので停滞。みんなでラーメン作って食べた。

6/13

天候も回復し、快晴。赤岳に向けて出発する。

権現岳の岩場が始まるまで錬成。30分ほどで終わったが、新人数井はだいぶ疲れているようだ。岩場が苦手な新人の荷物の一部は上級生が持ち、岩場に差し掛かることになった。

権現~赤岳の岩場は鎖場が連続し、崩れやすいところもあったので慎重に踏む必要があった。斎藤は怖がりながらもゆっくり進んでくれている。少しずつ成長してくれているようでうれしい。しかし、やはりコースタイム通りとはいかないようだ。

赤岳まで4時間でつくはずがキレット小屋まででも8時間かかってしまっていた。ここで雲行きも怪しく15:00から雷が発生する可能性があることが分かったため幕営地を行者小屋までとした。結果、14:30には行動終了できたので良かったと思う。

初日と6/13の行動状況とこの先の幕営地の兼ね合いから、次の日の幕営地を高見石小屋とした。

6/14

この日はしっかり錬成する日と決めていた。赤岳鉱泉まではウォーミングアップとしてゆっくり行くものの、登りはしっかり追い込んだ。

競争と称して、斎藤に先行させ、その後ろに数井、そのまた後ろに高田と男子2人はそれぞれ2分遅れで出発させ、追いかけっこをした。斎藤、数井はかなり疲れているようだったが、できるだけ追いつかれないように、追い越されないように歩いてくれていた。高田は錬成中もなんだか楽しそうで、ニコニコしながら歩いていた。

錬成の甲斐もあって中山まではコースタイム1倍で来ることができていたので感動した。その後の下山で時間がかかってしまったため結局幕営地に着いたのは14:00頃だった。

長時間行動の日が続いていたので、茶臼山と縞枯山登頂後、北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅経由のエスケープルートを用いて下山することをこの日のミーティングで決定した。

6/15

錬成最終日。最後まで出し切ってから終わろうと話をし、茶臼・縞枯で錬成した。それぞれ150mupほどだが、6/14と同じような方法で競争させつつ錬成。縞枯には高田が一番先についた。各々へたり込むように山頂につき、全力は出し切れたようだった。

式典をしてロープウェイで下山。

錬成お疲れ様でした。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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