75代年間方針『成長』

 

21/1/23-24フォロワン@沼津アルプス

登山・縦走

【メンバー】

L 小林葵 SL 佐藤信太郎

新人 古橋陽太 4 池田賢三

【目的】

新人古橋の無積雪期技術を完成させる。

【天気】

1/23 全日弱雨

1/24 朝方弱雨、その後曇り

【詳細】

1/23

10:10 沼津駅

10:45 黒瀬登山口

11:10 香貫山

11:40 八重坂峠

12:50 徳倉山

13:45 標高190m地点(志下坂峠南側)

14:15 志下峠C1

 沼津駅に集合し、街中を歩いて登山口まで移動。登山口は住宅の真横にある。

 香貫山は公園として整備されているため、その道に辿ってピークを目指す。途中、五重塔や公園を通る。この区間は下界みが強い。

 南下ルート最初の難関は横山。急登・粘土質の土・濡れの三拍子が揃い、前代未聞の登りづらさとなっていた。これが裏山?隊員の心に不安がよぎる。

 心配された徳倉山直下の急登は階段上になっていたため、ことなきを得る。ガツガツ登って一気に登頂。久々の重い荷物(クアポリ)&早いペースだったため、標高256mに見合わない達成感を得ることができた。

 その後は稜線上の登り下りをこなしていく。下りは張ってあるロープを使わないと危険。普段の下りが赤ちゃんに思える。

 志下峠は幕営適地がルート上にしかなかった。話し合いの結果、人はもう来ないだろうと判断し、14:30にテント設営を行った。テスト形式だったが、一発合格。人が来ないことを祈りながら就寝した。

1/24

6:45 志下峠

7:50 鷲頭山大平山間コル

8:20 大平山

11:40 標高210m地点(新城分岐手前)

10:10 大嵐山

10:30 日守登山口

11:15 伊豆仁田駅G

 日の出に合わせて出発。鷲頭山の急登を登る。すぐそこに海が見えるため、水平線からの日の出を期待したが、そもそも海は西側だった。

 鷲頭山以降は難易度が跳ね上がる。急勾配の下りはより滑りやすくなり、落石の危険もあったため、区間を1人ずつ降りることに。(それでも一回、落石がLのすねに直撃した)。他にも一枚岩のやせ尾根や、滑りやすく狭いトラバース、90度に伸びる梯子など、語りだせばキリがない程リスキーな場所が多かった。

 大嵐山にさしかかればご褒美タイム。別名日守山として整備されているため、快適にゴールすることができた。

【総評】

 奥多摩のサブプランとして用意した沼津アルプスだったが、雨によって裏山とは思えない難易度になっていた。雨の直後や雨の日に登ることはお勧めしない。また幕営場所もグレーなため、この山域は日帰りが吉だろう。

 ただ新人の古橋を筆頭に、バリエーション豊かな山域を超えたことで、登攀技術はかなり向上したように思える。その点では魅力的な山である。

 最後に繰り返すが、路面が濡れていると予想されている日は行かない方が良い。

小林葵

趣が全くない香貫山。

徳倉山の急登を登る。

一枚岩のやせ尾根。鷲津山以降は山容がガラリと変わる。

ホールドみたいな小岩が一枚岩にたくさんついていた。ボルダリングの要領で登る。

巨大な岩をトラバース。

かと思えば、梯子を用いて尾根に戻る。怖かった。

大嵐山の下りは整備されていた。すでに梅?が咲いていた。
Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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