こんにちは、新人の古橋です。今回は自分の無積雪期のフォロワンを実行するため、沼津の山を登りました。沼津は海沿いにある町で、山が存在するとは思っていなかったのですが意外や意外、ハードな山々が待ち構えていました。
気象予報ではちょうど南岸低気圧が通過するタイミングで、土日両日とも大雨の予報でしたが、雨が降っていたのはほぼ土曜日のみで、それもそこまで強い降水ではありませんでした。木々に守られていたので風もそこまで感じず、冬にしては気温もさほど低くはありませんでした。全体的にどんよりとした天気の中の登山でした。
今回登った山々は沼津アルプスと言われるらしいのですが、標高がそこまで高くないことに加え、地形図を見た感じ裏山のような印象を受けたのであまり警戒せずに向かいました。
しかし、その予想とは裏腹に、序盤から急登が始まり、少し登ったと思えば急勾配の下りが続き、またまた急登を進むという具合に、上下の揺さぶりが非常に多く、結構キツかったです。
急勾配の坂に加えて雨や湿気で地面がツルツルになってしまい、転ばないように進むのは至難の技でした。何度か足を取られそうになり危険でした。ましてや大ザックで進んだため急斜面でバランスを取るのが難しかったです。
終盤ではほぼ90度の梯子やツルツル滑る大きな一枚岩の上など非常にスリリングな箇所もあり、全体的に集中力を欠かすことのできない山だったと思います。
テント設営や食当、幕営生活の経験を積むことができ、無事故で下山できてよかったです。また、山は常に気を引き締めて、安全第一で登る意識が大切だと再確認できました。
最後に、わざわざ自分のために今回の山行を計画し実行していただいた先輩方に感謝します。ありがとうございました。
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