75代年間方針『成長』

 

2021/3/22-26 72代春合宿八甲田周遊隊・八甲田スキー満喫隊

山スキー

【メンバー】

八甲田周遊隊:L3年 新居 SL2年 大佐古 上釜 1年 倉澤 野本

八甲田スキー満喫隊:L3年 佐藤 SL2年 江森 小林 田中 中島 1年 山下

【行程】

3/22(月):大宮駅=青森駅

3/23(火):青森駅=酸ヶ湯温泉旅館-仙人岱避難小屋C1-大岳P

3/24(水):C1-硫黄岳-傘松峠BC-ニセ駒ヶ峯P

3/25(木):(八甲田周遊隊)BC-ニセ駒ヶ峯-地獄峠-乗鞍岳-矢櫃萢-猿倉温泉-BC

(八甲田スキー満喫隊)BC-ニセ駒ヶ峯1167地点-BC-酸ヶ湯温泉旅館G

3/26(金):BC-石倉岳コル-酸ヶ湯温泉旅館G

【詳細】

3/22(月):鈍行組は7:20、新幹線組は16:40大宮駅集合。そこからそれぞれ青森駅へ向かう。自分は鈍行組だったが鈍行長旅も悪くない。青森駅再集合して、22時ごろ西口出て数分の公園でステビ。

3/23(火):6:00起床、8:00のバスに乗り9:15酸ヶ湯温泉到着。その後登山口まで移動し体操等を済まして9:45出発。やはり人気の山域だけにトレースはばっちり。今回はメジャーな地獄沢ルートではなく、南側の尾根から取り付く。看板やポールが適度な距離で設置されており道迷いすることはない。1時間半で仙人岱避難小屋に到着し、デポ装備を置いたのち大岳へ向かう。しかし予想以上に風が強く、斜面もガリガリで危険だったため途中の1450m地点で引き返すことに。その後小屋に戻ってテントを設営し幕営。

3/24(水):4:00起床。6:00出発の予定だったが予想以上に風が強く、視界も悪いため待機することに。小屋に有名な写真家がいるとこの時聞いたが談笑しに行く時間もないので断念。結局7:30にある程度天候が安定したため撤収し、8:00出発。8:20に硫黄岳に到着するも風が再び強くなったため滑るのを断念し、横向きでアイゼンを使いながらゆっくり下る。そのためかなり時間がかかり10:10にようやく傘松峠に到着。その後テントを設営し、デポ装備を置いたのち10:45ニセ駒ヶ峯に向け再出発。1167m地点は意外と急斜面で少し苦労したが全体的には穏やかな山容であった。12:15ニセ駒ヶ峯到着。ここで先に式典をやる。そして全員で滑降し13:30傘松峠着。

3/25(木):この日は各隊で別行動。われら八甲田周遊隊は南八甲田を駆け巡った。3:30起床で5:00に出発。まだ暗かったが最初はだだっ広い平原みたいなところなので大丈夫であった。6:10ニセ駒ヶ峯到着。その後地獄峠に降り、乗鞍岳へ向かう。思った以上に木々が密集していて登りづらかったが傾斜はきつくないのでそこまで苦ではなかった。7:20乗鞍岳到着。山頂付近は岩が露出していて歩きづらかった。その後矢櫃萢を通過し猿倉温泉へ一気に下る。途中の矢櫃沢は今回は登山道の橋以外でも通過できた。8:40猿倉温泉到着。その後1時間ほどシートラで林道を歩く。3月末は除雪工事の真っただ中なのかかなりお邪魔になってしまった。申し訳ない。10:00傘松峠につくと、1年山下が八甲田スキー満喫隊で転倒しひざを痛めたと聞く。少し話し合い満喫隊は撤退することになった。のちにこの怪我が前十字靭帯断裂と判明する。そこまで難易度の高くない行程でも自然を相手にしていることを常に肝に銘じなければならないと考えさせられる事故であった。

3/26(金):5:00起床、7:00出発。2日目の道をたどればよいのだが霧が濃く、なかなかルーファイがうまくいかない。7:30石倉岳コル到着。その後全員でコンパスを合わせ、酸ヶ湯温泉まで一気に下る。このとき最後の登山道へ合流する前の沢の通過は少し苦労した。場所によって深くなっているのでなるべく標高の高いところからアプローチするとスムーズに行けるだろう。8:30酸ヶ湯温泉旅館到着。その後温泉に浸かり、解散。

成功と失敗の両立する合宿であったが、とりあえず八甲田山で山スキー合宿を行えたことは良かった。ただ今回の事故の反省をしっかりと下半期で活かせるようにしたい。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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