67代夏合宿 沢隊2ラウンド 2016/8/15-22

沢登り

こんにちは、新人の伊藤です。

8月の7日から28日と、3週間にかけて夏合宿を行いました。夏合宿では薮川隊・ロングトレイル隊・沢隊と3つの隊に分かれて行われ、僕は沢隊の一員として夏合宿に臨みました。その活動の2ラウンド目についての報告をしたいと思います。

 

C0 まず幕営地に向かうため湯檜曽駅に向かい、タクシーで行ける所まで行きそこからは林道歩きを3時間ほどします。林道歩きをして僅か10数分… 森の奥へと黒い大きな影が音を立てて消えていくのを見ました。(あれってもしかして……)と考えていたら誰かが「熊じゃね?」と。予想が的中してしまい早くも帰りたい気持ちでいっぱいでした。熊の影におびえつつも進み、出会うことなく幕営地に着きました。

C1 楢俣川を遡行しました。天気も良くて大きな釜に飛び込んだりと、楽しく遡行できました。
 

 
しかも11時前には幕営地につき、先輩が釣った岩魚を食べたり、本を読んだりとのびのびと過ごせました。
 

 

 
C2 前日の予報通り雨が降り、この日は停滞となりました。明日は降らないといいな、なんて考えていると11時頃にやみ、最終的には晴れました。山の天気って本当に変わりやすいなぁ。前日のように、先輩が釣った岩魚を食べたり、ごろごろしたりと楽しかったです。
 

 
C3 遡行開始して水が少なくなっていき、ついに枯れました。詰め上がりです。その詰め上がりが凄かった……。45度はあります。さらに前日の雨のせいで土がどろっどろ。
登っていくとその泥に足を取られ元の場所まで戻ってしまう、それを繰り返してほんの少しずつ進んでいき、メガネのレンズがなくなったりもしましたが何とか登り切りました。僕だけで1時間以上かかったと思います。
時間も迫っていて本来の幕営地より前の地点で幕営しました。
 
C4 藪漕ぎです。藪が濃い!濃すぎる!!5時間かけて2㎞ほどしか進みません。漕いでも漕いでも目の前には藪。藪のみ。景色なんて見えやしない。でも、終わりってくるんですね。スズヶ峰に着くとこんな景色が!!!
 

 

この景色を見るために藪漕ぎしたんだなぁ、としみじみ感じられました。

先輩方もT田もみんなテンション上がってました。
 

 
スズヶ峰でダブポリにし、藪漕ぎ再開。遅れを少し取り戻して、幕営。
 
C5 藪漕ぎは続き、白沢山の頂上に着くと、なんと慶應ワンゲルさんの看板が!!
 

 

その日の幕営地である池ノ岳まで道のりはまだまだありましたが、その看板から元気をもらい出発!漕ぎ続けて、もう少しで平ヶ岳というころ雨が降り始めました。小雨ですが、メンタル面が削られていってる最中の雨は堪えます。(錬成合宿と同じくらいキツイやんけ…)

なんて考えているとついに着きました!平ヶ岳!!
 

 
そこからは久々の登山道を使って池ノ岳へ。あ~、登山道ってありがたいなぁ…。
 

C6 登山道だと何にも邪魔されず進め、あっという間にオホコ沢まで着きました。少し進んでいくとすぐに開けて、窮屈な感じは全くせず下降できました。次の日は雨の可能性があったので本来の幕営地より奥まで進み幕営しました。

最終日 恋ノ岐はナメ滝が多く、ウォータースライダーなんかをしつつ楽しく下降しました。そして半分くらいの地点まで来ました。すると予報通り小雨ですが降りました。増水する前にさっさと下山しようということで、急いで下山しました。しかし…!最後でまさかの釜ラッシュ!!へつって行く時間もないので全員泳いで下降していきました。

そうして増水する前に橋に着き、無事2ラウンド終了!!
 

 
詰め上がりで僕だけ異常に時間がかかったり、ロープワークもこれから沢山覚えないといけませんが、来年に向けて頑張っていこうと思える充実した合宿でした。
 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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