【メンバー】
新人3人、2年1人、3年2人、4年1人
【行動詳細】
6/17(土) | 6/18(日) | 6/19(月) |
高田馬場駅=韮崎駅=青木鉱泉C0 | C0-白糸の滝-鳳凰小屋C1 行動時間:6.5h 予定時間:6.5h | C1-高嶺-早川尾根小屋-栗沢山-長衛小屋C2 行動時間:13.25h 予定時間:9.5h |
14:50 高田馬場駅 18:03 小淵沢駅 18:50 青木鉱泉着 19:00 上ミ 21:00 就寝 | 4:00 起床 5:00 出発 9:00 白糸の滝 11:00 鳳凰小屋着(先行隊) 11:30 鳳凰小屋着(後行隊) 12:30 上ミ 15:30 点火 16:30 夕食 17:30 全ミ 20:00 就寝 | 3:00 起床 5:00 出発 7:32 高嶺 10:20 早川尾根小屋 15:22 栗沢山 17:30 長衛小屋着(先行隊) 18:14 長衛小屋着(後行隊) 18:30 点火 19:30 夕食・全ミ 20:30 就寝 |
6/20(火) | 6/21(水) | |
C2-双児山-甲斐駒ヶ岳―双児山-長衛小屋C3 行動時間:9h 予定時間:8.5h | C3-小仙丈ケ岳-仙丈ケ岳-小仙丈ケ岳-長衛小屋―北沢峠=戸台口=伊那市駅G 行動時間:5h 予定時間:7.5h | |
3:30 起床 5:30 出発 7:20 双児山 10:05 甲斐駒ヶ岳 12:50 双児山 14:28 長衛小屋着 15:00 上ミ 15:30 点火 16:30 夕食 17:30 全ミ 19:30 就寝 | 2:30 起床 4:30 出発 6:20 小仙丈ヶ岳 7:20 仙丈ケ岳 8:10 小仙丈ケ岳 9:30 長衛小屋着 13:10 北沢峠発 14:10 戸台口 14:45 伊那市駅着 |
17日:韮崎までは鈍行で高田馬場から二時間くらい。韮崎についてトイレとか済ませていたらタクシーが到着。ジャンボ一台で十分。そのまま青木鉱泉へ。未舗装の林道で運転大変そうだった。40分ほどで青木鉱泉に到着。受付を済ませてすぐにテント設営。問題なく終わる。その後はミーティングして就寝。
18日:朝起きて撤収、体操して出発。受付の目の前の登山道から歩き始める。川沿いを歩く。地形図の計画時のルートとは違った。結局のちに合流するため問題ない。昨年も同じ間違いをしたらしい。大きい堰堤を超えるとしっかりと山道になる。一本を終えて休憩したら、錬成の開幕。井上が一歩リードしながら白木、細見とついてく。トラバースが多かったため走りながら叱咤激励しながら。うるさいと怒られた。申し訳ない。少しテンションを落として錬成を続ける。三本目の初めで細見が両足を攣る。野本浦林細見は後ろからゆっくり行き、他の隊員とはしばし間が離れる。電波が通じたのでline電話で連絡を取り適当な場所で合流。野本山崎白木の先行隊と、他4人の後方隊に分隊して行動を決める。白糸の滝の尾根の登りは道迷い注意である。また、勾配が急であるため慎重に錬成できる。ほどなくして鳳凰小屋に先行隊はつく。30分後くらいで細見達も到着し。一日目の行動が終了。テント設営するが3分切れず。上級生ぶち切れ。空気も悪く二回目も成功できなかった。三回目やっと成功。かなりあきれた。その後は上ミした後、みんなでしっかりとストレッチ。肩甲骨や骨盤のはがし施術を授業で学んだため細見に実践。実際その後は足は攣ることが無くなったため多分かなり効果があったのだと思う。
19日:撤収し、体操して出発。地蔵ヶ岳までの登りはビーチみたいなザレで靴擦れが響くらしい。一本程度で山頂到着。汗冷えが少し寒い。この日は体温調整が大変だなとここで思った。雲海が広がり、甲斐駒も見えてとても眺望良かった。この日は長い行程時間であるため錬成はしないでしっかりと歩き切ることが目標。アップダウンも多くみんなきつかったらしい。高嶺の山頂でウイダーを開封し、軽くエネルギーチャージ。その後は急勾配な下りが多く、かなり時間がかかる。めっちゃ遅いわけではないが、コースタイム通りではない。何とか早川尾根小屋に到着。その後は曇り霧の中を歩き、晴れ間も見える部分がある。結構新人はしんどそうになりながらアサヨ峰に到着。かなり日射が強くなり、井上と細見はダウン。長めの休憩。栗沢山までの尾根も細く、アップダウンが激しいため2隊に分隊。途中でまた、井上と細見がダウン。途中で団パイを移動して何とか栗沢山へ。そこからは700くらいの下り。井上と細見は回復。しかし、白木が膝を痛める。めっちゃ遅い。野本白木は後ろから。そのほかを先に下らせた。リミットを決めて藤田に登り返してもらうように決めた。完全に気持ちが切れたのだろう。遅すぎた。さすがに日が暮れるということで途中、ダブルザックして下った。結果リミットギリギリで下山。着いた時には藤田は登り返す準備をしていた。その後のテントもできず。空気が終わる。頼むから成功してくれよ。
20日:片方のテントだけ撤収し、体操して出発。30分ほど歩いて錬成。しっかりと登りで錬成したので死ぬそうになってた。最初白木は死ぬほど遅かったが、二本目から底力を出してトップで駒ヶ嶺へ。その後井上。スピードが上がらなかった細見が10分遅れで到着。駒ヶ嶺に団パイ等をデポして甲斐駒の山頂へ。結構急な登りや鎖も多くなかなか登りにくかった。晴れたから良かったが雨だったら地獄だ。難なく山頂へ。ついてすぐにスイカを割って食べる。すぐにガスって来たのでサクッと退散。下山路は摩利支天側へ下ってトラバースの登山道で。途中で細見の膝が痛くなりストックを使って下る。その後、白木と細見は膝が痛く下りなのに登りより時間をかけてしまった。何とか長衛小屋に着いた。そして最後のテント。ギリギリ合格。色々言いたいことはあるが、最後何とか成功してよかった。
21日:白木と細見は膝が痛いとのことなので浦林とお留守番。15分登ったところで藤田も靴擦れが痛く時間通りに下れないかもということで自ら下山を決めた。結局野本山崎井上で仙丈ケ岳へ。終始登りやすい登山道で快適だった。小仙丈ケ岳は少し風が強く寒かったが眺望は最高で気持ちよかった。井上も山崎も楽しそうでよかった。結果三本くらいで山頂に到着。のんびり写真撮ったりして下山。帰りも爆速で最後の樹林帯は走って下った。長衛小屋に着いてからはビールやカップラーメンを食べてのんびり。少し雨が降り始めそうなので早めにバス停で待機。1時間ほど揺られた。その後タイミング良くタクシーも来て伊那市駅へ。そこからは鈍行組とバス組で分かれて帰京。
【感想by細見】今回の錬成合宿では、長い上り坂を見るたびに気分を沈ませ、それを乗り越えるたびに音を上げる自分を見て、自分の弱さと向き合うことになりました。
また、ひざを痛めて隊の行動を遅らせたときは、自分が隊の中で未熟な新人であることを痛感しました。
一方、上ってきた道や地図を眺めるとその長さに驚き、達成感も得られました。
達成感から自信を得て、自分の弱さを見つめて成長の余地を感じ、今後の活動の大いなる糧になる合宿でした。
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