75代年間方針『成長』

 

68代錬成合宿 八ヶ岳隊記録 2017/6/16-20

登山・縦走

メンバー

L 吉岡 SL市川

3年 上野

2年 植田、笹野、千田

新人 川端、佐藤、志保

 

期間

6/16(金)~6/20(火)

 

山域

八ヶ岳

 

行動概略

6月16日(金)

今日は茅野駅までの移動のみ。17時45分に新宿バスタからバスで出発し、21時に到着。荷物がでかく、新人も担ぎなれていないので、やはり電車よりもバスの方が断然楽である。一時間後の22時を就寝時間として、一時解散。22時になり明日に備えて寝るぞと思ったのだが、通りかかる酔っ払いがうるさい。しかしまあ、公園で集団で寝ている我々が悪いのだが…

深夜になると今度は貨物列車が怒涛のように通り過ぎていく。全く寝れない。ステビ場所をもう少し考えるべきであったと反省しつつ、明日を迎える。

 

 

6月17日(土) 行動時間8h30m

起床(5:00)-茅野駅発(6:00)-美濃戸口(6:30)-行者小屋(10:30)-赤岳(13:00)-行者小屋(15:00)

行動初日。晴天の中順調に歩みを進め、10時半に行者小屋に到着。晴天と週末ということで混んでいるだろうなーと思っていたが、予想の3倍くらい人がいた。幕場はもう張れる場所がないほどであった。無理やり6人テントを2張り立てた。設営だが一発で終わらず。大声で一喝入れたいとこだが、いかんせん人が多すぎる。口惜しや。

すぐにピストンの準備をして出発。千田はザックがでかいが…。

最初に来るのはかなりの急登である。なんと階段付き。ピストン装備なので苦戦するほどでもないのだが、千田の様子がおかしい。急登を終えて尾根に出た時には、千田バテバテ。軽くめまいもするようである。何を持ってきたのか尋ねると、差し入れなどではなく、食袋を2つもってきたようだ。努力は認めるが、ちょっとズレてるかな…。

 

 

千田、苦境からの覚醒。

 

そして赤岳山頂。3度目であったが、初めて晴れた姿を見た。そして下山。就寝。

 

6月18日(日) 行動時間10h

出発(5:00)-硫黄岳(7:40)-根石岳(9:40)-ニュウ(13:50)-白駒池キャンプ指定地(15:00)

朝の撤収前に志保に確認を取ったところ、テントポールの袋がないことが判明。荷物を全部出させて確認させる。また私と上野で幕場を探す。結果上野が発見。見つかってよかったが、見つからなければ大事であった。

序盤の登りで佐藤が遅れる。他の隊員は先に行かせて、筋トレをさせた。この日から新人の川端と志保が膝を痛めだした。そのため下りは慎重に歩かせる。夏沢峠に着き、一本を取った後は、根石岳まで走らせた。八ヶ岳は走らせられる地点がいっぱいある。ここでなんと川端がトップ。たくましい女子である。

 

 

根石岳最後の登り。

 

ここからは幕営地まですぐかなと思っていたが、天狗岳とニュウからの下りで大苦戦。15時にようやく幕場に到着。今夜もあまり寝られなそうだ。

 

6月19日(月) 行動時間10h

出発(5:00)-茶臼岳(6:50)-北横岳(12:00)-双子池キャンプ場(15:00)

今日も走るぞ。茶臼岳を登り終え、コル部でスタートを切る。目標は縞枯山。今日は志保がリード。やはり登りでは早歩きになってしまうが、平地は走っていて感心。遅れて佐藤そして川端が到着。植田が途中で転んでしまい、反省。走らせる前に今一度注意喚起すべきであった。そして川端が涙。

 

 

頑張れ。

 

北横岳までが長い。ペースが遅いからである。しかし膝を痛めている新人がいるので無理はせず。北横岳から双子池キャンプ場までの下りが曲者であった。岩場であるため膝への負担が大きいようだ。

 

 

千田の写真が多い。多くない?

 

亀甲池のルートを取るべきであった。長い下りであったが、皆気を引き締め、安定した行動。素晴らしい。またまた本日も15時着。寝れない。

 

6月20日(火) 行動時間10h

出発(5:00)-蓼科山(8:20)-八子ヶ峰(12:30)-白樺湖(15:00)

昨日最終夜であったため3時起床に多少のブーイングを受けたが、無視。蓼科までは順調に登れた。しかしここから怒涛の下り。新人の2人がきつそうだ。

 

 

なんとか下り切り、最後の八子ヶ峰。新人の膝のことを考えここで下山も考えたが、急な傾斜がないため、続行。尾根に出てから最後のダッシュを命じる。皆懸命に走る。ゴールの八子ヶ峰は最高の景色で出迎えてくれた。新人も満足げ。

 





 

上から、もう動けない川端。満足げな志保。八ヶ岳を見渡せる八子が峰。

 

ここから白樺湖へ。少し序盤で迷う。標識が非常に分かりづらい。私が新人のときも迷っていたので、今年は迷うまいと考えていたが甘かった。

15時になんとか下山。最終日なのに10時間行動。みんなよく頑張った!お疲れ様!

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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