【日程】
3/5-9(c0ありのc3行程)
【メンバー】
L2年峯岸 SL2年山下 1年金子 4年佐藤OB
【行程】
日 | 行程 | 距離 | 総距離 | 獲得標高 | 行動時間 |
3/5(土) | 出発=福岡空港-大野城まどかパークC0 | 0km | 0km | 0m | 0h |
3/6(日) | C0-R202-R263-R264-高田濃施山公園キャンプ場C1 | 91㎞ | 91㎞ | 861m | 7h(6h) |
3/7(月) | C1-r208-R501-r57-r3-立神峡里地公園キャンプ場C2 | 90㎞ | 181㎞ | 301m | 8h(7h) |
3/8(火) | C2-r25-R445-R221-r30白鳥森林公園下湯温泉ケビンC3 | 97㎞ | 278㎞ | 1976m | 9h(8h) |
3/9(水) | C3-r30-r218-鹿児島空港G | 45㎞ | 323㎞ | 788m | 3h(2.5h) |
【概念図】
【行動】
福岡空港に到着したのち、EPI缶を購入し10㎞ほど離れた大野城総合公園まどかパークでc0。夕食を済ませてから1時間ほどトランプで遊ぶ。明日からの行程に備え、21時就寝。
【1日目】
4時半に起床。6時には幕営地を出発した。3/6、福岡空港から南下を開始し、三瀬峠・観音峠の2つの峠を越えつつ大牟田手前の高田濃施山公園宿泊のヒルクライムありロングルートである。国道263号に取りかかる前の国道202号は想像していた通り信号が多く交通量も多い。途中、歩道橋がないと渡れない箇所もあるため注意が必要である。
そんなこんなで国道263号に入り、じわじわとヒルクライム開始。三瀬峠まではおよそ450mup。三瀬峠手前、途中ループ橋との分岐があるが、ループ橋は有料道路かつ長いトンネル(三瀬トンネル)があるため自転車では通行困難である。下道を通り、じわじわと標高をあげよう。
三瀬峠を越えるとしばらくのダウンヒルである。道路のわきには砂利が溜まっている箇所があるため通行には注意したほうがよさそうだ。あまりスピードを出しすぎないように、車間距離をあけて。観音峠は三瀬峠登りと比べたらすぐに終わってしまうほどの峠である。下がった地点からおよそ50m~100mupといったところか。
観音峠を越え、そこからはほぼ平坦な道を漕ぎ進める。佐賀駅付近は発展していてだいぶ都会。高田濃施山公園の場所は分かりづらいためグーグルマップなどを見ながら行く方がいいかもしれない。
早めについたためゆったりと休んだのち、トランプをして21時就寝。
総評;木々に囲まれ、ゆったりとしたヒルクライムを楽しむことが出来るコース。国道202号を使うのは検討が必要
【2日目】
3/7 高田濃施山公園を出発し、海沿いの道路を進むコース。雲仙普賢岳と青々とした有明海を期待したのだが、あいにく曇っていたため展望には優れなかった。ちょっと悲しい。広大な干潟とうっすらとした雲仙普賢岳のシルエットは見えた。
平坦なコースでサクサクとことが進む。時間に余裕があったためこの日は昼ごはんとしてちゃんぽんを食べた。海鮮と野菜たっぷりでおいしい。肉マヨ丼もついてきてボリューミー。また食べたいな
立神峡里地公園キャンプ場で幕営。渓谷の絶壁や吊り橋などが美しい、熊本が誇る観光地である。管理人さんのお話も伺うことができ、神話や歴史のことを知ることが出来た。近くに温泉施設あり
総評;天気が良ければ海沿いの綺麗な景色が見れたのではと思う。平坦で楽しく走ることが出来るコース。
【3日目】
獲得標高2000m弱の行程に備え、5時半出発。まずは750mupである。緩やかな登りが続き、まだ隊員にも余裕がある。川のせせらぎを聞きながらのヒルクライム、そして開けた先の山々の姿。合宿のハイライトがここにきて到来といった感じである。750m上ったあとのダウンヒルはとにかく寒い。手足が氷のように冷え、かなりきつかった。冬場に行くなら防寒対策は必須である。そこからはしばらくこまかなアップダウンを繰り返し、人吉へ。山中にかかる途中真っ赤な橋脚などが目を楽しませる。
人吉を超えると本日2度目のヒルクライムが始まる。加久藤峠に向け、じわじわと登る。人吉ループ橋では工事が行われており片側通行の規制がかかる。下を見れば足がすくむほどの高さの九州最大規模のループ橋、山を切り開いていることがよくわかるなぁ、と誰かが言っていた。それを越えれば加久藤峠はすぐそこである。ここからえびのに向けてダウンヒル。加久藤トンネルは長いが、それを越えた後の景色は格別である。開けた空、眼下に見えるえびのの街、聳える山々。えびのループ橋はまさに天空の橋といったところ。感動しすぎて写真を撮ることも忘れてしまった。
えびので食糧を買い、また漕ぎだす。えびのの街から白鳥森林公園下湯まで450mupここからが一番の難所だったと思う。まず斜度。登りが始まってすぐの地点は15%を超える激坂である。そこから少しは斜度が緩くなるものの、その日越えてきた2つのヒルクライムの中で一番斜度が急である。気温も上がっていたため、かなりきつい。それでものろのろと漕ぎを進め(主に原因は私だが)、14;30白鳥森林公園下湯温泉着。近隣のキャンプ場が閉鎖されていたためロッジ宿泊となったが、あまりにも快適すぎてこれが合宿でいいのか?の気持ち。温泉も布団もあってかなり疲れをとることが出来た。晩御飯はドライカレー。おいしかった
総評:展望もよく、楽しい道。ただ、獲得標高・距離ともに長くなるため前日またはその後の行程を鑑みていくべきである
【4日目】
本合宿最高地点となるえびの高原まであと500mupである。前日の激坂を思い出し、あと500mも上がるのかの気持ちもあったが、昨日とは打って変わって斜度は比較的緩めである。疲れも取れていたため、快走。そんなこんなでたどりついたえびの高原には足湯があった。眼前に広がる霧島連山。噴煙を上げ続けるそれを背景に写真をパシャリ。ここが合宿の最後で良かったと心底思う。
最高の気持ちで一気にダウンヒル。無事空港に到着でき本当に良かった。
また今合宿に同行してくださった4年佐藤OB、ほんとうにありがとうございました。
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