75代年間方針『成長』

 

吉野川小歩危ボートw-ing 2018/8/27-29

ワンダリング記録

念願の吉野川でのw-ing。全員が初見だったためラフティングツアー会社のKENMIラフティング様のご協力により、レスキュー体制を確保した状況で行った。

【メンバー】

4年 S井、T中

3年 M田、S野

2年 S藤充

新人 N居

 

【行程】

8/27

阿波池田駅でレンタカーを借りてスカウティング。以下ポイント

森囲いの瀬、二段滝、大滝、曲がり戸の瀬、鮎戸の瀬

上記の瀬は最低限必要

その後、翌日以降お世話になるKENMIラフティング様に挨拶。

何で降るのかと聞かれアキレスと答えると、そんな小さいので大丈夫かと言われ不安になる一同。

8/28

12人乗りのツアー用ボートに比べ、明らかに小さいアキレス。5回はフリップすると思うよとガイドの方達に笑われるが冗談に聞こえない。

行程はツアーの最後尾に付かせて頂く形をとった。普段と比べてかなりゆっくり降ったが、今思い返すと瀬と瀬の間のインターバルがないとみな心が折れそうだったのでちょうど良かった。

初めは鉄橋の瀬2級上。めちゃくちゃ楽しいと同時に3級以上の瀬に対する不安が大きくなる。

水上がウェーブ系の瀬に対し、小歩危は落ち込みがメインなので、ホールに突っ込む度に船がv字に曲がる。エントリーの角度が良くてもしっかり漕ぎ抜かないとはまる。

そして次は森囲いの瀬3級上。落ち込みに落ちると同時に6人中5人落水。生還した1人は皆から非難の目を浴びる。この二つの瀬を越えて昼休憩に入る。こっちの船に来るかとガイドに冗談で誘われるが、真剣に行きたいと答える者が2名ほど現れる。あと5つの大きな瀬があるが大丈夫か…?

次は二段滝3級。その名の通り2回落ちる。休憩時にラインを教えて頂いたおかげかスムーズに抜ける。

次は大滝3級。小歩危最大落差の落ち込みがある。見た目以上に体感だと落ちる。安全が確保されていないジェットコースターのようだ。

最大の難関、曲がり戸の瀬3級上。ここ一ヶ月川の傾向が変わり、どのツアー会社でもフリップ乱発らしい。ガイドがあの大きなボートでフリップするのに大丈夫かと不安になったが大丈夫ではなかった。まさに飲み込まれるという表現が近い。ホールから抜け出すことなく派手に流された。曲がり戸の瀬は非常に長く、初見ではスカウティングは困難。この日はプライベートで降っていたガイドの方達に教わったが、この方達がいなければラインは分からなかっただろう。分かっていても無理だったが。

次のプレ鮎戸の瀬2級上。楽しい、以上。

最後は鮎戸の瀬3級上。安牌な右岸ルートと攻めの左岸ルートがある。この瀬は落ちると20秒は浮かんで来ないと聞いて、満場一致で右岸ルートを選択。派手なウェーブを最高に楽しめた。

夜はKENMI様に誘われBBQに参加。昼間の失敗の数々を弄られながら、ラフティングで生活している人たちとの交流は非常に楽しかった。

8/29

この日はKEMI様のボートを借りて下降。曲がり戸の瀬で連敗したことも含めて昨日と同じだったが、ボートの安定感に一同感激。

終了後は阿波池田駅で解散。

 

今回吉野川でw−ingを行うために、7年ぶりのリバベン参加を含め一年間を通してラフティング技術の向上に務めた。もしこの取り組みがなければ実現は不可能だった。

だが、それでも経験者がいない状態での吉野川小歩危区間の通過は非常にリスクだ。今回のようにツアー会社の協力は必須だっただろう。

次代以降で吉野川を考えている人は参考にして欲しい。

今回のw-ingはKEMI様の協力なしでは実現しないものでした。

このような場でありますが深くお礼申し上げます。

 

前田

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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