65代夏合宿 テシオッペ隊 2014/8/12-16

Posted on 8月 17, 2014 in ボート, 合宿記録 | 0 comments

8月13日

武利岳登山を一日ずらしたことで、ボートラウンドは今日から出発。名寄の駅に着くと、自分と君塚はタクシーで予め送っておいた装備をピックアップしに行き、小林、比呂、原は歩いてスタート地点の曙橋まで歩く。この時のタクシーの運ちゃんがとても良い人で、橋の手前で「料金が上がりますので」とメーターを止めてくれたり、にも関わらず川辺ギリギリまで移動してくれたりした。人間住むところ変われば…としみじみ感じた。

全く瀬もない川だとも聞いていたが、増水の影響からか、気を抜いたらフリップしそうになる大きい瀬が散りばめられていて楽しめた。だだっ広い川の両端には針葉樹林帯や牧草地が広がっていて、北国の川はこういう景色になるのかあと思ったりした。

途中からはパラパラ雨が降り出してきたので、いそいそ漕ぎながら16時ぎりぎりに目的地に到着する。なんとか到着したと思いきやそこは泥の海。所々油が浮いた泥に埋まった(元)カヌーポートにえんやこらとボートを上げた時には、皆泥だるまになっていた。
とりあえずテントを設営して早く風呂に入りたいのだが、手足の泥を落としたり、キャンプ場内の世話好きな方々と一悶着している間に、18時半。明日のことも考えると、結局風呂には10分ぐらいも入っていられなかった。

 
8月14日

本日は指導熱心な内山コーチがいるので、ボート技術特訓の日。大家監督からお借りしたダッキーで個別指導が入る。漕ぎのフォームは一応教えたが、皆独特な形。比呂はなかなか良いフォーム。小林も筋がいい。そして掛け声もしっかり出して、なかなかストイックだ。
君塚はナチュラルにロシア漕ぎをかましていて、どんどんペースが早くなる。それと対照的に原はニコニコしながらマイペースに漕ぎが遅れていて、こんなところにもその人の気質みたいなものがでてくるのか~と傍から見ていてい感心してしまった。そして「Jソール」という謎の大技も生まれた。

今日は昨日までの大きな瀬もほとんどないのでダッキーの操船を下級生だけに任せて下っていくが、なかなか「Jソール」が決まらないらしく、クルクルと回りながら流されていた。今日は釣りをしたりして遊びながら下り、やがて到着したカヌーポートは昨日と同じく泥まみれで着陸に一苦労する。町の人曰く、この泥も台風の影響らしく普段はもっとも綺麗な川&川辺だそうだ。

早く幕場に着いたので、今日は音威子府の町をすこし探索したり、名物の蕎麦を食べたり、芝生でごろごろしたりとのんびりと過ごした。人口800余人、北海道最小の村で見た星空は大変綺麗であったが、夜が更けるにつれて雲が広がり、あとはひたすら歯を食いしばりながらシュラカバで寒さに耐えるしかなかった……。

 
8月15日

リバーマップによると今日通過する場所が風光明媚なスポットとして取り上げられていたものの、川辺に道路やシェードなど人工物が目立ってきて旅の終わりを感じさせる。川もエディには泡が浮き始めて、汚さを増す。

しばらくして、今日のメインである「北海道命名の地」に到着する。というよりなんとか発見する。川辺に卒塔婆みたいな棒が一本突き刺さっているだけであった。もっと断崖絶壁でここぞ「試される大地!」というのを期待していただけに、ちょっとがっかりスポットだった。テンションが下がったので、とりあえず休憩。

手持無沙汰になった内山がなんとなしに釣り竿を出す。「釣れた」と無感動に魚を手にしていた。すかさず君塚、比呂も竿を出す。すぐ釣れる。おおお、入れ食いではないか!そして自分もパドルに糸を括りつけて川に投げ入れる。…釣れない。なぜだ。周りが3匹、4匹釣れる中、なんとか1匹釣れる。なかなか釣りもよいではないか。そういえば、周りには大きなカラス貝がごろごろ転がっていたり、ザリガニの死骸もあったりと、付近の生き物にとっては重要な場所のようだ。「北海道命名の地」は侮れないなと思う。

9匹も釣れて満足したので再び出発。もうここまでくると、漕がないと進まなくなってきた。今日は太陽がばっちり出ているので、川にダイブして遊ぶことにする。全員を落とそうかと思っていると新人男子二人は自ら落ちた。あとは女子二人。小林へは比呂が「日頃の怨み~」とフリップさせようとするも、あえなく自爆。最終的に内山が一緒にフリップさせて落とす。あとは原のみ。比呂は再び自爆、内山による強制フリップも右手で押さえつけて制止させた。恐るべしある。最終的には小林が手を下した(ように思う)。

お遊びもそこそこに、一人ダッキーの練習もしっかり行う。比呂はまだ完璧にJストロークが決まる訳ではないが、うまく操船は出来ている。君塚は胡坐の体勢しか取れないのでJが利きづらいが、熱心に練習して慣性は掴み始めているようだ。小林も、苦手そうではあるが器用にこなしている。原はというとボートの慣性に振り回されているが、なぜかストレーナーや浅瀬などを上手くかわして進んでいる。最終的に彼女はボートではなく、川の流れを操作しているのだという結論に至り、ここに「原ゾーン」なるものが誕生した。

ゴールまであと10kmのところまで来たので、最後は全力で漕ぎきることにする。皆のフォームも大分綺麗に大きくなってきていた。成長を感じる。長い長い40分であったが、声を出し合いながらゴール。このメンバーで大会に出てもいいかもしれない。

 
8月16日

今日は電車で集結地に向かうだけだ。車内では、日ごろの寝不足もあって爆睡してしまった。途中、車内で内山がワンゲルのOGと名乗る方から、大家監督によろしくとお金を頂く。しかし、なぜ我々がワンゲル関係者だとわかったのか謎である。大きな荷物も手元にはなかったし、服も行動後なので綺麗な感じだったと思うのだが。そして、現役ではなく社会人1年目の内山が話しかけられたというのがなんとも悲しい出来事である。ワンゲルの魂百までということであろうか。43代早岡さん、ありがとうございました。

そうして、我らがホームタウン旭川に到着する。ほんとに帰ってきたなと思ってしまう。ワンゲルをやっていると、こういう場所が日本中にいくつもできていって、なんとなく嬉しい。これで3泊4日の合宿も終了。お疲れ様でした。

天塩川ラウンド L橋下秀司(64代OB)

 

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