75代年間方針『成長』

 

自転車ワンダリング 奥多摩

自転車

初めまして、新人の伊藤です。5/30に奥多摩で行われた自転車ワンダリングについてご報告させていただきます。今回の自転車体験は私にとって初めてのものでした。OBのU山さんにもお越しいただき、大変賑やかなワンダリングになりました!

当日、ワンダリングに参加する新人3人で6時20分頃部室に集合し、自転車を持って最寄りの早稲田駅まで向かいました。そのとき驚いたことがあります。輪行です。自転車が重い、とにかく重い。その上、肩にかける紐がなかったのでひたすら持ちづらい。そして他の乗客から注がれる好奇な視線、冷たい視線を受けながらも、新人3人で楽しく談笑し励まし合いながら、なんとか自転車をJR武蔵五日市まで運びました。

駅に着いてからは行きの疲れは一気に吹っ飛びました。見たこともないような雄大な自然が目の前にありました。気分も上がりつつ、自転車を組み立て、体操をし、セーフティートークもしたところでいざ出発!最初はギアの切り替えに手こずり、先頭の先輩から遅れをとりましたが、すぐに慣れ、道の斜度に応じてギアを変えていくことを覚えました。

自然の景色や後ろからとてつもないスピードで抜かしてくるロードレーサーたちに感動しつつ、私たちは順調に進んで行きました。途中の休憩では軽くストレッチをして筋肉の緊張をとり、隊で楽しく会話をしました。自転車にキャリアーが付いていなく、H呂さんに荷物を預けていた私に同じ新人のS井がレーションをくれたときは、仲間の優しさに心を打たれました。私はiPhoneで景色を撮っていたのですが、やっぱりカメラが欲しいなと思いました。ワンダーフォーゲルをやっているとカメラにハマってしまいそうです(笑)

休憩も終え、スタート。坂では誰もバテることなく、そして変わることなく順調に進んで行きました。しかし山頂が近くなってくると坂の斜度もキツくなっていったところで隊にも疲れが見え、急な坂を少し登ったところで2回目の休憩。ここでは手軽に済ませすぐに出発。私は少し登ったところで、脚に溜まった乳酸のせいで思うように脚が動かなくなり、ペースがかなり落ちてしまいました。後ろにいたS井に抜かされ、悔しさと自転車を降りるわけにはいかないという気持ちだけでペダルを回していました。現実の時間より何倍も長く感じる長く険しい登坂の中、先輩のY岡さんが私をフォローしてくださいました。あのフォローがなければ上までたどり着けなかったと思います。

頂上付近の休憩所に到着。飲み物を飲んだりして各自休憩をしている内に後発隊が到着。新人は先輩方からソフトクリームをおごっていただきました。疲れと達成感のためか、普段食べるものより何倍も美味しかったです。本当にありがとうございました!

休憩後再び出発。峠にはすぐに着くことができました。全体で写真を撮った後、怪我防止のため長袖、長ズボンを着用しスタート。後は坂を下っていくだけなのでこのまま進んで行くのかと思いきや、急カーブに差し掛かったところでS井の自転車が滑り、転倒をしてしまいました。後ろで倒れているS井を見たときは背筋が凍りましたが、幸い擦り傷だけで済み、先輩方が応急処置をして、気を取り直して出発しました。

その後は何事もなく、皆無事に山を降りて、奥多摩駅に到着することができました。私たち新人は電車で帰ったのですが、疲れからか爆睡してしまう人もいました。そんな中、皆無事に帰ることができました。

今回の自転車ワンダリングでは学んだことが多く、とても実りのあるものだったと思います。しかし、我々新人には体力面や知識面での課題が山積みです。これからも日々のトレーニング、勉強に全力で取り組んでいきたいと思います。

 

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Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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