秋合宿先発隊

日常・感想

こんにちは、新人の奥平です。
秋合宿の先発隊として秋の奥秩父に行ってまいりました。
私自身、秋山に登るのが初めてで大きな期待を抱いて合宿に臨んだのですが、期待以上に素晴らしい体験ができたと思います。

C0
同じ新人のF田君が諸事情により後発隊に変わってしまいさみしい思いをしながらも、いつも通り高田馬場に集まり目的地の湯ノ沢小屋に向かいました。合宿前なのに皆様お疲れの様子で、タクシーの運ちゃんの話に誰も耳を傾けようとしません。
この日も就寝時にH川先輩のイビキが聞こえてきました。

C1
柳沢峠を目指しこの日の縦走は始まりました。天候があまり優れない中のっぺりとした道をひたすら歩くのですが、秋山から感じられるものに飽きることがありません。大菩薩嶺の近くにあった湖がすごく印象的でした。
C2
一本目からルート通りに進んでいない!というトラブルが発生しましたが、軌道修正しなんとか一命を取り留め鈴庫山付近で休憩していると、天気は快晴でそこにはくっきりと富士山が見えました。一足先にお正月気分だと盛り上がり笠取小屋に到着しました。
C3
この日はきつい行程だと、前日に散々騒ぎ立てるも、水晶山、破風山を通り過ぎあっけなく甲武信小屋へ到着しました。何よりもトイレの設備の充実具合に皆が感動していました。
C4
甲武信小屋から甲武信ヶ岳は本当にすぐでしたがそこからの行程が意外ときつく、リミットが切れずに敢え無く大弛小屋で停滞しました。しかしながら、天気予報を裏切り山ではすごく冷え込み、氷のようなものが降ってきました。秋山を舐めているとけがをするということをここでも学習しました。
この日は最終夜を迎え、各先輩方からメッセージを頂き、他愛もない話で盛り上がり就寝しました。
最終日
この日、私は食当だったのですが、恥ずかしながら目の痛みが止まらず上級生に代わっていただき、出発しました。
金峰山は恐ろしい寒さで、寒さに弱いS木さんの意識が朦朧としていて不安でしたが、H川先輩の気迫溢れる急ピッチのトップで、なんとかリミットを切り予備日を使うことなく瑞牆山をピストンしました。人が多すぎて式典は断念し、さらっと写真撮影を済ませて下山しました。

個人的に多くの至らない点も多く感じられましたが、今回の合宿は山の「探究」の一歩目としてすごく思い出深いものとなりました。
より山を楽しむためにも、日々一歩ずつ頑張っていきたいと思います。

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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