75代年間方針『成長』

 

64代秋合宿 先発隊 2012/10/27-11/1

登山・縦走

10月27日(出発日)
学校の用事で遅刻の佐々木以外は時間通り集合。準備はみな万端のよう。大池さん、大門さん、63代の三名が見送りに来てくださった。佐々木はザックを置いていたら小山さんに勝手に差し入れを入れられていた。ちょうど出発した時に春田コーチが来てくださり、すれ違いざまに喝を入れられる。往きのタクシーでは寝たかったので後部座席に座り、ドライバーの話し相手は2年生に任せた。
22時ごろ湯ノ沢峠避難小屋に到着。夜も遅いので明日の行程をさらっと確認して就寝。
 
10月28日(C1)
4時30分に起床。今日は大菩薩峠を経て柳沢峠まで向かう。予定行動時間は10時間。初日にしてはなかなかハードである。心配された奥平の膝も問題なくサクサク進む。が、いかんせん寒い。雨具のフードをかぶっていないと顔がしもやけになりそうなほど。後発隊は雪降られるんじゃないかと思いながら歩いていた。先発隊はこの三日後雹に降られることをこの時は知る由もない。
その後一つ目の百名山、大菩薩嶺を踏み、15時18分にC1の柳沢峠に着く。懸念されていた通り下界感が半端ない、が錬成ではないからいいかとも思う。工事用プレハブの裏にしれっとテントを張る。下級生の設営も大きく問題ない。食当もそれほどミスはなさそう。優秀な後輩たちである。
 
10月29日(C2)
4時起床。今日は行動時間が7時間と軽め、かつ百名山が一つもないということで一同まったりしていた。5時30分に出発し歩を進める。歩を進める。ただ淡々と。中盤からペースが落ち始める。原因は・・・傾斜である。スキー場でいえば上級になるほど傾斜が激しい。ストックを使う新人の奥平は苦戦。下りもジグザグ進まなければならないほどの急斜であった。結局着いたのは13時25分。9時間半のガッツリ行程になってしまった。このあたりからフラグという言葉がメンバーの中で使われるようになる。なるべく謙虚に謙虚に臨もうということである。ここは確認合宿でも通った小屋。着く直前には子供連れのおじさんに道を聞かれた。子供の命を背負っていることを自覚してほしい。
幕場到着後にはしっかりとストレッチをしてもらう。この日も設営は一発合格。
 
10月30日(C3)
今日の行動予定は10時間。2時30分起床で勝負をかける。この日ははるばる甲武信小屋まで。甲武信小屋は去年も使ったお手洗いがきれいな小屋として名高い。というわけで何としても行きたい。昨日のことがあったため一同希望的観測はしていなかったが、12時半についてしまった。謙虚でよかった。そのためじっくり設営練習。が、事件発生。ポールが折れる。山で必要以上に時間をシビアにやる必要はあるのだろうかと感じた。
甲武信小屋は水が有料のため三年二人に水汲みのお使いを頼んだ。食当は相変わらず問題ないようだ。
 
10月31日(C4)
今日は正真正銘のニサシ。4時前には出発する。出発前にはおじさんが道を聞いてきた。どうやらエアリアで行動しているようだ。昨日の人といい、心配である。11時に大弛峠リミットを設定しているため、それを目安に進む。歩いていると木の上に雪のようなものが見えるようになる。と、徐々に雪がちらつくようになる。11時25分ごろ、大ダルミ峠着。下級生は残念そうだが今日はここで最終夜。点火までは上級生は小屋でMTGをして過ごした。
最終夜は修学旅行のような話で盛り上がったようだが、私は疲れて寝てしまっていた。
 
11月1日(下山日)
2時半に起き、今日中の下山を目指す。エレキでサクサクと、雹をザクザクと踏みながら進んだ。瑞牆ピストンで式典を行う予定であったが、予想以上に人、人、人。50人ぐらいはいただろうか。あきらめて写真を撮ったのち下山。バスにも間に合い、温泉に向かった。打ち上げは塩山にて。64代初めての合宿、また非常にハードな行程ではあったが、頑張ってくれました。みんな、お疲れ様!

 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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