5月3日 金曜日
水上に対する期待と不安で一杯な夜を迎えた。夕方からワンダリング準備に励むと、沢ワンダリングのメンバーが戻ってきた。新人達は大分疲れていたようだ。
OBOGの方々もお越しになり、水上へ向けて出発。関越道を好調に進み、水上に到着。セブンイレブンでビールとつまみ、ワインと焼酎を買って車内宴会。ワインが氾濫を起こすという事件もあったものの、ワインのボトルは空になり、焼酎も8割方飲んだ。因みに、割るものが無かったため、ストレートで飲んでいた。
結局この日は2時頃に就寝となった。
5月4日 土曜日
6時起床。水上峡のスカウティングに向かう。水量が3.55とかなり多めだ。監督とH田コーチにもお越しいただいているので、下るかどうか現場判断とした。とりあえず、この水量が感覚的にどの程度か調べるために湯原橋へ向かった。
法政岩と呼ばれる瀬。法政大学の学生が張り付いてしまった為に名前がついたらしいが、その岩自体は隠れてしまっているらしい。とりあえず、全ての瀬を見ようと車を回していただく。
因みに、この日の谷川岳は真っ白であった。
水上峡の入口、スリーウェイズ。新人の時に観戦に来た記憶が蘇ってくる。
ガイドさんたちであろうか。スリーウェイズにて数名落水。
ブッシュが多くて非常に見づらいが、ルートが4つくらいに増えていたモンキーコーナー。
谷川橋上流。この時期の水上はウェーブの絶えない川であるから、楽しくてたまらない。
岩が増水で隠れてしまっているらしいストリッパーズ。今回の山場。
水上の道の駅「水紀行館」前。川の流れは激しいのに、どことなくリラックスできる景色だ。
降下開始前の一枚。水の美しさにワクワクである。
1本下った後はセーフティーの為に付いて行かせてもらった上智大学の人と挨拶を交わしつつ昼食を取る。3年生は2名だそうだが2年生と1年生が多く、現役で3艇とOB艇2艇という大所帯であった。羨ましい限りである。
昼食後は2~3本くらい下りたかったのだが、他大学が練習を切り上げたり、練習場所を変えることから1本しか下れなかった。私が一人ストロークを確認しながら他のチームを見ていたら、水紀行館前の瀬を1本下ることになった。
ひがきホテルで風呂に入り、近くの「みなかみ丼」という旗の立つ店に入る。監督とH田コーチは「自転車ワンダリングの終了報告が来ない…」と不安がっていた。食後に無事の知らせが届いた。
因みに、この店の材料ストッックがよく分からず、焼肉丼が何人分出来るのか謎であった。(2人分しか出来ないと言われたのだが、後から入ってきた家族の注文を普通に受けていて、よく分からなかった。)
最近は飲みの時間より睡眠時間を重視する傾向にある現役ボート組であるが、今回は飲みのボート隊の再興であった。ビールに加えて日本酒と泡盛を購入し、昨日の焼酎を含め、その日のうちに飲みきった。
私とW部さんは途中寝ていたので、そこまで飲んだわけではない。因みに水上でお世話になるサンモールというスーパーはリカーショップが併設されており、監督が目を光らせる高級な日本酒も多く置いてあった。
この日は12時頃に就寝し、明日は6時起床で諏訪峡のスカウティングに行くことにした。
5月5日
本日も快晴なり。H田コーチの口数が少なかったので体調チェックを試みるが、全員問題なしということで諏訪峡へ向かう。遊歩道を歩いてAKIKO、龍ヶ瀬、フリッパーズ、ショットガン、メガウォッシュと名だたる瀬のスカウティングに向かった。相変わらず竜が瀬は衝撃的である。
与謝野晶子歌碑があることから名前がつけられた瀬「AKIKO」
龍が瀬。新人の時の衝撃を思い出させる。
この日も水上峡を下るが、1本目を終了した時点で、二日酔いによる嘔吐発生。誰とは言わないし、言えない・・・。リバベンの出場登録の際に「飲酒に関する意思表明」を書かされる意味が良く分かった。
昨日見かけた上智大学の人たちを見なかったため、W部さんは「(波に飲まれたのではなく)酒に飲まれたのだろう」と連呼していた。真実は闇の中である。
この日はもう1本下って帰京することにした。水上というフィールドは改めてホワイトウォーターの楽しさを教えてくれる素晴らしいフィールドであった。
部室に戻ると、新人のS井がいたので、一緒に大昌苑に食事に行く。菅井と分かれた後は車の中でミーティングを行い、解散。5月最終週の水上ワンダリングに向けて気持ちを切り替えることにした。
最後に…
監督が編集してくださった今回のW-ingのまとめ動画です。
ぜひご覧ください!!
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