金毘羅尾根ＭＴＢワンダリング報告書
日時：2004年11月13日
メンバー：L廣光(2年) SL古川(2年)
地形図：武蔵御岳、五日市（１：25000）
主旨：新しいフィールドを求めて、オフロードに初挑戦！
～来たるべき計画への第一歩～
11/13
7：15御嶽駅発－7：35ケーブルカー滝本駅－8：23ケーブルカー御岳山駅－御岳山散策－9：23御岳山発－9：50日の出山－11：10金毘羅山－11：30武蔵五日市駅
6：56御嶽駅着、早朝の多摩川からはものすごい量のガス（層雲）が発生していて、まるで温泉のようである。古川はすでに一本前の電車で来ており、準備万端であった。Lも急いで準備し早速出発。多摩川とその両岸に広がる紅葉がなかなかきれいである。少し走って青梅街道から脇道へ入ると、いきなり急な坂道になって息が上がる。走り出して２０分かそこらでケーブルカーの乗り場である滝本駅に着いたので一息入れることにした。 と、ここでスタンプラリーを発見。五箇所をまわってスタンプを集めると、なにやらお菓子がもらえるとのことらしい。御岳山に登ってしまえば全部そろえることができるので、面白そうだから挑戦してみる。
ここからケーブルカー沿いの道を登っていくことになるのだが、異常なほど傾斜がきつい（特に最初）。ときおり自転車を降りて押しつつ必死にこいで行く。ここら辺は関東でも有数の巨杉並木だそうで確かに杉がでかい。登りはつらいのだが道自体はとても雰囲気がいいので気持ちが良い。しばらくすると御岳山について視界が開けたのだが、この前来たときとは違って紅葉がきれいで、それが御岳山の町並みと絶妙にマッチしていて素晴らしい。また低気圧が過ぎ去った直後の快晴だったので空気が澄んでいて遠望も良く、太平洋や新宿のビル街もはっきりと見ることができて、まさに絶好の登山日和であった。
これから一時間ほど御岳山でぶらぶらして、武蔵御岳神社にお参りに行ったときスタンプラリー自体は全部揃ったのだが、肝心の景品を貰える場所が滝本駅らしいという事に今更になって気付いて惨めな思いになる。まあこれからがこのワンダリングのメインなんで気を取り直して再び出発。いよいよオフロードが始まるのだが、実際走ってみるとかなり面白く、初めてということもあってどんどんテンションが上がる。しかし所々難しい場所もあるのでそこは押していくのだが、ちょっと調子に乗って挑戦しようとした時あっという間に転んでしまった。まあ自分の実力を把握できていないビギナーの当然の結末である。しかしその後は、乗り方等を多少勉強してきてはいたので、その知識を活かしてちょっとずつコツを掴みながら順調にコースを進んでいった。
下りは2時間程だったのだが、この間は結構集中していたのであっという間だった。ほんの少しの経験でものを言うのは気が引けるが、オフロードでは強力な突破力が必要になってくると思う。時には上手くＭＴＢを乗りこなして木の根をかわしたり、時にはＭＴＢを担いで頑張って歩いていく。場合によって状況をすばやく判断して進んでいく楽しさがある。もちろん舗装された道路と違って大変で危険も付きまとうのだが、そこがある意味オフロードの魅力でもあるんだなと思った。そんなことを考えているうちに楽しかった時間もあっという間に終わり、武蔵五日市駅についたので輪行して帰途についた。
（hiromitsu）
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