75代年間方針『成長』

 

奥多摩 丹波川本流 2002/7/5-6

沢登り

丹波川本流ワンダリング報告書

日時:7月5,6日
メンバー:L宮崎 SL金政 辻 牛田 大崎 鈴木
天気:曇り時々晴れ
地形図:柳沢峠 1/25000

5日
僕、牛田組は白丸ルートを採る。残りは授業のため、奥多摩経由で合流。いよいよ、白神に向けてのスタートを切るときがきた。タクシーに乗ろうとすると、東大WVの方々が乗っていた。どうやら三条橋に行くらしい。しかも我々が再来週予定している、小室川を予定しているらしい。
1台のタクシーに6人を無理やり載せてもらった。40分ほどで三条橋に到着。駐車スペースがあり(4台くらい)、そこにテントを張った。11:00就寝。

6日
6:00起床。今回は先週の教訓を生かして、テルモスを持って行くことにした。幕営道具などを草むらに隠し(全然隠れてないけど)、7:15出発。橋のたもとから、西に向かって林道のような道があり、そこを辿ればすぐ丹波川である。

 しばらくは、川原歩き。沢が右に曲がるあたりで、左から黒川谷が合流している。この沢で水を汲むと(おそらく本流の水はきたない)、前にはもうゴルジュが見える。鼓動が高鳴る。早速泳ぎである。皆奇声をあげながら、水に入っていく。流れ弱く楽勝。その次も軽く泳げる。

 その次の滝はとても取り付けなさそうなので、左を軽く巻いた。巻いたところで、落ち口を飛び越える形で飛び込む。次は右側の側壁伝いに突破。少し進むと、細長い淵に3mほどの滝がかかっている。左岸から右岸に移り、左側の側壁に泳いで取り付こうとするが水流強く撤退。仕方なく左から高巻く。

 ここで一本とる。すぐ目の前には手取淵が見える。さすがに細い。ここは15mくらい幅2mのゴルジュが続く。当然激流である。巻き道もしっかりしてそうだが、右壁をへつっていく。途中あった残置ハーケンに頼り、通過。最後のあと一歩が難しい。ここの通過に1時間費やし、9:00に出発。なおも行くと、胴木滝。釜がばかでかい為、滝の全貌は見えないが直登は無理そう。少し泳ぎ、小さく巻く。上から見るととても5mの滝には見えない。10mはあろうか。

 ここを越えると、小さな淵が続き非常に楽しい。へつっても泳いでも面白いものばかりであった。そして単調な川原歩きとなる。ここでテルモスを出すが、全然必要性を感じないほど暑くなっていた。太陽も見える。

 丸山入道淵は最初左を泳ぎ、途中で右に移る。少し流れに逆らわないといけないが、問題なく通過、ちなみに10:30。ここを越えると泳がなくてはならない場面はなくなる。もっとも鈴木や大崎はわざと飛び込んでばかりいた。よほど楽しかったらしい。右に一の瀬川を分けると(先週はここ行ったんだよなあと思いつつ)、銚子滝。豪快である。ここは左の壁をトラバースし、滝の中ほどに出て直登する。少々ぬめぬめしているが、問題なく通過。落ち口の渡渉は怖いとどの資料も言っていたが、少し上に行けば問題ない。ここからおいらん淵が覗ける。とても行く気にならない。

 すぐ上は青梅街道である。先週車を停めたスペースに出る。この時点で11:30。早い。水量は少ないというほどではなかったが、スムーズに行くことができた。丹波川は毎年来たいくらい、最高の川である。

奥多摩=三条橋・・・8,500円(京王タクシー)
丹波=奥多摩・・・1,300円(但し荷物代含む。西東京バス)
14:20、16:50、18:10(最終)
 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

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