75代年間方針『成長』

 

谷川岳 2001/4/7

山スキー

谷川岳ワンダリング報告書

日時    4月7日(土)
メンバー  L宮崎 杉山 45代青木OB 35代大家OB
天気    すかっ晴れ。

4月7日

AM5時野方のファミリーマート集合という異例のスタートで今回のワンダリングは幕を開けた。大家さんは自宅を4時前には出られたのではないだろうか。ひたすらありがたい。そんなことには無頓着な杉山は車中でガーガー寝ていた。なんて失礼な奴。

AM8時30分土合口に到着。でかい駐車場あり。そこで準備して計画書をポストに投函して出発。天神平にて「くそチャージ」満タンとなった青木OBをしばし待つ。

AM9時30分天神平出発。リフトは使わなかった。およそ100m程の登りだけなので使うこともあるまい。稜線に出ると向こうには万太郎山、オジカ沢ノ頭が美しい。天神尾根は歩きやすくどんどん行く。まさかこの後S山がバテバテになるとは誰が予想し得たか。

途中1箇所岩場の下りでスキーを外した。そんな僕らをよそ目に大家さんは強引に滑っていった。現役唖然。ひえ~。

AM10時20分地形図の1441地点で1本。すでに暑い。僕はウール下着1枚。杉山はアロハを着ている。積雪期のアロハは雪に映える。次回は僕も着よう。さて一行はなおもいいペースで行く。あまりに快適で幸せなので杉山に今の心境を聞いてみた。答えは、「やばいっす、バテバテでえ~」。L唖然。まあのんびり行くか。しかし時々猛ダッシュをかけては僕のザックを掴み続ける青木さんには少しペースを乱された。

AM11時15分1700地点にて1本。肩の大斜面が見える。もうすぐここを滑れる!

そう思っただけで有頂天である。ちなみに杉山の目に生気はない。(ちょっと言い過ぎかも)

結構ここはメジャーなコースなのか人がたくさんいる。ガイドに率いられる20人ほどの集団には参った。あいつらに先に滑られてたまるか。

AM12時山頂到着。360度大展望。春霞のため遠くは見えず。しかし満足。マチガ沢側の雪庇に要注意。なんとか集団より先に滑りたいLは休憩もそこそこに準備を終える。

30分後、いよいよ大滑降の始まり、のはずだった。実は残雪期は初めてなのだ。スキーが曲がらず、久しぶりに背中に雪が入る。それにしても大斜面であった。しばらく行くと天神尾根のほうにトラバースしないと戻るきっかけをなくしてしまうので注意。

PM1時25分避難小屋付近に到着。この時点でL,杉山ともに久しぶりの敗北感を感じていた。その時、ヒツゴウ沢をはさんだ向こうの尾根で雪崩が・・・。ご、ごご、ごごご・・。

思わず生唾を飲む。ここから先は沢筋を行く。いつブロック雪崩が起きるかわからない。一気に抜けるしかない。沢に下りると雪質はさらに悪くなり、沢床はデブリでいっぱいだ。

だましだまし進む。シルンドにはくれぐれも気をつけたほうがいい。あちこちに空いている。しかしこんな悪状況もだんだん楽しくなってきた。そう思ったころには田尻沢スキーコースに合流し今回の日帰りツアーは終わった。土合口についたのがPM2時20分。不満げな杉山をなだめるために田尻沢を1本滑って本当に終わり。お疲れ様でした。

東京に着いたのはPM9時。大家さん、青木さんありがとうございました。

今度は谷川を越えて芝倉沢に滑り込みたいなあ~。

会計参考
ロープウェー土合口~天神平・・・1,000円
高速 練馬~水上・・・3,700円
 

Waseda Wander Vogel

Waseda Wander Vogel

早稲田大学ワンダーフォーゲル部の公式HPです。

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